目録システムコーディングマニュアル


[目次]
[前ページ]1 データ記入総則
[次ページ]1.0.2 データ要素間の区切り記号

1.0.1 フィールドと入力レベル

1.0.1A 〔フィールド定義〕

 目録システムにおいては、それぞれのフィールド(及びデータ要素)ごとに、属性、フィールド長及び繰り返し数が定義されている。

 それぞれのフィールド(及びデータ要素)においては、データ記入は、フィールド定義の範囲内で自由に行うことができる。
 ただし、実際に当該フィールド(及びデータ要素)にデータ記入を行うかどうかは、それぞれのフィールド(及びデータ要素)の入力レベルによって異なる。

1.0.1B 〔属性〕

 フィールド(及びデータ要素)の属性は、次の2種類に分けられる。

 固定長のフィールド(及びデータ要素)においては、データ長(記録されるデータの長さ)は、常に一定である。
 すなわち、当該フィールド(及びデータ要素)においては、規定の長さに達しなかったり、又は規定の長さを越えるデータを記入することは不可能である。

 可変長のフィールド(及びデータ要素)においては、データ長は不定である。
 すなわち、当該フィールド(及びデータ要素)においては、フィールド長の範囲内で、任意の長さのデータを記入することができる。

1.0.1C 〔フィールド長〕

 フィールド長とは、当該フィールド(及びデータ要素)に記録可能なデータ長の最大値のことである。

 固定長のフィールド(及びデータ要素)にデータ記入を行う場合、データ長は必ずフィールド長と一致する。

1.0.1D 〔繰り返し数〕

 繰り返し数とは、設定可能なフィールドの個数の最大値のことである。

 可変長のフィールドは、繰り返し数以下であれば何個でも設定することができる。
 固定長のフィールドにおいては、繰り返し数は常に「1」である。

1.0.1E 〔入力レベル〕

 それぞれのレコードにおいては、フィールド(及びデータ要素)ごとに定められたデータ記入のレベル(入力レベル)に従って、データ記入を行う。 (→ 付録5 レコード項目一覧)

 入力レベル及びそれに対応する目録担当者の作業内容は、次のとおりである。

1) 自動付与(S : System-supplied)
データ記入は、システムが自動的に行う
目録担当者がデータ記入を行うことはありえない
2) センターのみ(C : NACSIS only)
データ記入は、学術情報センターのみが行う
目録担当者は、データ記入を行ってはならない
3) 必須1(M : Mandatory)
目録担当者は、必ずデータ記入を行う
4) 必須2(A : Mandatory if applicable or readily available)
目録担当者は、適用可能な情報、又は容易に入手可能な情報が存在する場合、常にデータ記入を行う
5) 選択(O : Optional)
各参加組織は、目録登録業務方針として、データ記入を行うかどうかの選択を行う
目録担当者は、自参加組織の方針に従って、データ記入を行う(又は行わない)
6) 不使用(U : Unused)
目録担当者は、データ記入を行ってはならない

1.0.1F 《注意事項》

F1

 フィールド長及び繰り返し数は、システム設計上の値であり、実際のデータ記入においては、他のフィールドとの関係等によって、制限がより厳しくなることがある。

F2

 入力レベル「選択」における選択内容は、参加組織によって異なる。
 例えば、新規入力時のデータ記入は行わないが、流用入力時のデータ追加(及びデータ修正)及び既存レコードのレコード修正は行う、という選択が可能である。
 また、情報が容易に入手可能な場合に限ってデータ記入を行う、という選択が考えられる。
 しかし、当該データが明らかに誤りである場合を除き、決して、既存レコード(及び参照レコード)のデータを削除するような選択を行ってはならない。(→ 第20章レコード修正総則、第30章流用入力総則)


[ページの先頭]