目録システムコーディングマニュアル


[目次]
[前ページ]1.1.1 目録システム用文字セットと目録用言語
[次ページ]1.1.3 記号の表記法

1.1.2 転記の原則

1.1.2A 〔書誌レコード〕

 次のフィールドにおいては、目録システム用文字セットを用い、目録対象資料に表記されている文字種によってデータ記入を行うことを原則とする。

 上記以外のフィールドにおいては、目録用言語を用いてデータ記入を行う。また、必要に応じて、目録システム用文字セットに含まれる全文字種を使用することができる。
 ただし、特定のコードフィールドにおいては、規定のコードのみを記入する。

1.1.2B 〔典拠レコード〕

 次のフィールドにおいては、目録システム用文字セットを用い、データ記入の拠り所となった資料に表記されている文字種によってデータ記入を行うことを原則とする。

 上記以外のフィールドにおいては、目録用言語を用いてデータ記入を行う。また、必要に応じて、目録システム用文字セットに含まれる全文字種を使用することができる。
 ただし、特定のコードフィールドにおいては、規定のコードのみを記入する。

1.1.2C 〔所蔵レコード〕

 それぞれのフィールドにおいては、目録用言語を用いてデータ記入を行う。また、必要に応じて、目録システム用文字セットに含まれる全文字種を使用することができる。
 ただし、特定のコードフィールドにおいては、規定のコードのみを記入する。

1.1.2D 〈例外規定〉

 次の事項については、上記の転記の原則にかかわりなく、それぞれの項に示した方法によってデータ記入を行う。

(1) 外字
目録システム用文字セットに含まれない文字種等については、外字として扱う。(→ 1.2 外字)
(2) 書体・字体
目録システム用文字セットに含まれる文字種については、同一文字種における書体の違い、及び字形の違いは一切無視する。
(3) キリル文字
現行のロシア文字以外のキリル文字は、外字である。(→ 1.2.3 その他の言語)
(4) ローマ数字
ローマ数字は、外字である。
ローマ数字については、対応するローマ字大文字/小文字で代用し、当該ローマ字を用いてデータ記入を行う。
ただし、一部のフィールド(データ要素)においては、ローマ字でなく、対応するアラビア数字で代用し、当該アラビア数字を用いてデータ記入を行う。
(5) アラビア数字・ローマ字・カタカナ・一部の記号
NVT1バイトコード及びNVT2バイトコードの両方のコードを持つこれらの文字種については、レコード登録時の正規化処理(→ 付録2.2 正規化処理)によって、2バイトコード文字は、対応する1バイトコード文字に変換される。
したがって、実際には、これらの文字種を2バイトコード文字(全角)で表現することは不可能である。
(6) 添字(上つき文字・下つき文字)
これらの文字については、EXC中の制御文字を用いてデータ記入を行う。(→ 1.2.0 通則)
(7) 合成文字
目録システム用文字セットに含まれる文字種の合成によって作成される新たな文字については、当該文字が同セット中の文字種1つと「合成用丸」(NVTコード:227E)の合成によって作成される場合に限り、EXC中の制御文字を用いてデータ記入を行う。(→ 1.2.0 通則)
それ以外の合成文字については、外字として扱う。

1.1.2E 《注意事項》

E1

 たとえ「目録規則」に示された「転記の原則」に適う場合であっても、目録システム用文字セットに含まれない文字を用いてデータ記入を行ってはならない。

E2

 たとえ端末からの入力が可能であっても、目録システム用文字セットに含まれない文字を用いてデータ記入を行ってはならない。


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