目録システムコーディングマニュアル


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[前ページ]25.0 著者名典拠レコード(日本名)修正指針
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25.1 著者名典拠レコード(日本名)修正 修正事項一覧

 ここでは、著者名典拠レコードについて、各フィールドごとの具体的な修正事項と、その作業の区分を一覧表に示す。
 原則として、個人名/団体名/会議名のすべてについて一括して記述している。ただし、特定のレコードに限定される場合は、【個人名】【団体名】【会議名】の下に記述している。

25.1A〔通則〕

A1

 修正事項には、著者名典拠レコードに対してかかるであろうと予想される修正の内容を列挙してある。「センターに連絡」とは、修正した結果を、センターに連絡する必要があるということである。
 また、この表に掲載されている以外に何らかの修正事由が出現した場合は、修正の内容をセンターに連絡する。

A2

 レコードの修正を行なった場合は、必要に応じ、NOTEフィールドに、以下の内容で修正注記を行なう。

A3

 「センターに連絡」となっている事項については、修正注記は必須とする。

A4

 なお、修正の結果、著者名典拠レコードの重複が発生する場合には、センターに連絡を行わなけれならない。

25.1 B〔修正事項一覧〕

フィールド名 修正事項
(例示・注意事項)
センターに連絡
HDNG (1) 個人名の生年または生没年の付記
(ただし、著者の没年のみの追加は基本的にはHDNGでは行わず、DATEに記述する)
例:井野,正三 → 井野, 正三(1936-)

(2) 生没年以外の付記事項の追加
【個人名】
生没年で判別できない個人名への職業,専攻分野,肩書等の付記事項の記入
例:鈴木, 清(1906- 教育心理学)
  鈴木, 清(1906- 工芸家)
例:山田, 博(天文学)
  山田, 博(情報工学)
【団体名】
同名異団体または会議名と同一の標目形への付記事項の記入
【会議名】
同名異会議または団体名と同一の標目形への付記事項の記入
(3) 「基準」,目録規則に定める区切り記号の修正
例:浅田,彰 → 浅田, 彰
例:中上, 健次(1946〜) → 中上, 健次(1946-)

(4) スペリングなどの単純なミスの修正
例:CD-RONユーザ会 → CD-ROMユーザ会

(5) 誤って適用した目録規則に基づいた字種・字体の修正
例:Oe, Kenzaburo, 1935- → 大江, 健三郎(1935-)
(6) 複数の資料に現われる形によるヨミの修正
例:北里, 柴三郎||キタザト, シバサブロウ → 北里, 柴三郎||キタサト, シバサブロウ
(7) 付記事項のヨミの削除
例:高橋, 昭(1930- 医学)||タカハシ, アキラ(1930- イガク) → 高橋, 昭(1930- 医学)||タカハシ, アキラ

(8) 上記以外のデータの修正
(9) 上記以外のデータの削除
TYPE (1) 空値に対するデータの記入
(2) 明らかに誤りであるコードの修正
UNID (1) 値の削除
PLACE (1) 空値に対するデータの記入
(2) データの追加
【個人名】
出生地, 活躍地
例:HDNG:中浜, 万次郎||ナカハマ, マンジロウ
  PLACE:土佐;米国
【団体名】
所在地, 設立地
例:HDNG:国立公害研究所||コクリツ コウガイ ケンキュウジョ
  PLACE:川口(埼玉);谷田部町(茨城);つくば(茨城)
【会議名】
開催地
例:HDNG:日本医学会シンポジウム||ニホン イガッカイ シンポジウム
  PLACE:東京;箱根

(3) データの修正
(4) データの削除
DATE (1) 空値に対するデータの記入
(2) データの追加
【個人名】
生没年の一方しか明らかでなかったデータに対するもう一方の追加
【団体名】
創立年,廃止年の一方しか明らかでなかったデータに対するもう一方の追加
【会議名】
会議の開催年

(3) 誤った値の修正
(4) 推定値の修正 例:197- → 1978
  178- → 179-

(5) 誤った表記, 記号の修正
【個人名】
例:1918;1988 → 1918-1988
  1933.7.2生 → 1933
  ?生-1982.2.19没 → -1982
【団体名】
例:設立:1981.10 → 1981
  昭和34年4月発足 → 1959
  1971.8- → 1971
【会議名】
例:1988.12.5-8 → 1988
  第1回:1974年5月24日, 第2回:1975年7月25-26日 → 1974;1975

(6) データの削除
SF (1) フィールドの追加
(2) 参照形の修正
ア) 基準」,目録規則に照らして不適切な参照形の修正
  例:李, 枝妍||Lee, Jiyeon → 李, 枝妍||リ, シケン Lee, Jiyeon
  現地ヨミのカタカナ形による修正
イ) 単純な記入ミスに対する修正
  例:International theatre conference → International Theatre Conference

(3) 「基準」, 目録規則に照らして不適切な参照形の削除
  例:HDNG:日本建築学会環境工学委員会
    SF:日本建築学会 → SFを削除する

SAF (1) フィールドの追加
(2) 未リンクフィールドに対するリンク形成
(3) リンクの付替
(4) リンクの解消
(5) 強制リンクによる修正
(ただし,リンク先のレコードのHDNGに対して行われた修正が正しいものか十分に確認しなければならない)
(リンクされている標目形に修正が必要と認められた場合は, リンク先のレコードのHDNGを修正し,強制リンクによる修正を行う)

(6) リンクされているフィールドの削除
(7) リンクされていない標目形の修正 → HDNGの項参照
(8) リンクされていないフィールドの削除
例:HDNG:日本人口学会||ニホン ジンコウ ガッカイ
  SAF:Nihon Jinko gakkai<> → SAFを削除して, SFにする

NOTE (1) データの追加
(2) 修正注記の追加
(元となった修正を行なった参加館(発見館,作成館,修正館)が,修正の際,あわせて追加する)
例:NOTE:同名異人の存在により付記事項として専攻分野を追加
  (現代日本人名録による)(1998.1.10)(FA000001)

(3) 既に入力されている情報の修正・削除
(原則として,データの修正,及び削除は行なわない)
(なお,他のフィールドの修正・削除の結果として,そのフィールドに関する修正注記に修正・削除の必要が生じた場合には元になった修正を行なった参加館(発見館, 作成館, 修正館)がフィールドの修正の際にあわせて修正・削除をする)
(レコードの作成・修正時にシステムにより埋め込まれる SRC: あるいは EDSRC: が他のNOTEフィールドと重複するなどの理由により不必要と考えられる場合には,修正・削除することが出来る)


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