目録システムコーディングマニュアル


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[前ページ]8.4.1 SF
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8.4.2 SAF

8.4.2 A 〔形式〕

形式

 *1):参照リンクを形成する場合、2):参照リンクを形成しない場合

8.4.2 B 〔記述文法〕

8.4.2C 〔フィールド内容とデータ要素〕

C1

 SAFフィールドには、相互参照先の著者名典拠レコードの統一標目形を記録する。
 相互参照先の著者名典拠レコードとリンク関係を成立させた場合には参照先のレコードIDが含まれる。

C2

 SAFフィールドは、目録規則において認められた複数の著者名標目を持つ著者において、それぞれを関連づけるために設けられたフィールドである。

8.4.2D 〔データ記入及び記入例〕

D1

 相互参照先のレコードとリンク関係を成立させる場合は、システムが自動的に参照先の統一標目形(HDNG)をSAFフィールドに埋め込むので、目録作成者は記録する必要はない。

HDNG:折口, 信夫(1887-)||オリクチ, シノブ
SAF:釈, 迢空(1887-)||シャク, チョウクウ <DA05613561>
HDNG:福地, 源一郎(1841-1906)||フクチ, ゲンイチロウ
SAF:福地, 桜痴(1841-1906)||フクチ, オウチ <DA01083910>
HDNG: 塙, 陽子||ハナワ, ヨウコ
SAF: 福地, 陽子||フクチ, ヨウコ <DA02864860>
NOTE: 旧姓:福地

D2

 相互参照先のレコードとリンク関係を成立させない場合は、目録作成者が参照先の統一標目形と一致した形を記録する。

D3

 ある特定の著者に対し、複数の標目形が作られるのは次のような場合がある。

(1) 改姓が発生した場合
結婚や養子等の関係上、姓が変わることがある。このような改姓が発生した場合、改姓前・改姓後の双方で著作があれば、それぞれの名称を統一標目として採用する。
(2) 複数のペンネームを著作の分野、あるいは媒体によって明確に使い分けている場合
本名とペンネーム、あるいは複数のペンネーム同士を著作の分野や内容、または媒体などによって明確に使い分けていることがある。このような使い分けがなされている場合は、それぞれの名称を統一標目として採用することができる。
ただし、あまりに頻繁にペンネームを変更するなど、使い分けているとはいいがたいときには、最初に典拠レコード作成時に使用した目録対象資料にある形、若しくは最も一般的によく知られた形をもって唯一の標目形を決定し、その他の形はSFフィールドに記録する。
(3) ある特定の名称が知られており、かつその名称が変更されることがある場合
例えば、ある一時期においてよく知られていた名称が、何らかの都合で変わることがある((1)の場合は除く)。そのようなとき、変更の前と後とをそれぞれ標目として採用することもできる。
(例) 千代の富士, 貢 ⇔ 陣幕, 貢 ⇔ 九重, 貢
 (更に本名は別にあるが、こちらの方がよく知られており、かつ変更される)

8.4.2 E 〔フィールドの繰り返し〕

 からも見よ参照形が複数存在する場合は、SAFフィールドをその数だけ繰り返して記録する。

8.4.2F 《注意事項》

F1

 何をSFフィールドに採用し何をSAFフィールドに採用するかについては、「8.4.1 SF」の同項目を参照せよ。

F2

 リンク関係を成立させない場合とは、その名称での著書があることが知られているが、総合目録データベースにはまだその資料が登録されていないような場合がある。

F3

 SAFフィールドに字体の相違による参照形、使用した目録規則の相違による標目形等、本来ならば別途に典拠レコードを作成しない形を記述してはならない。これらは、必要に応じてSFフィールドに記録する。

F4

 SAFフィールドに対して、なぜ参照としたのか、どのような参照であるのかといった説明的文言、いわゆる「説明付き参照」は記録してはならない。これらは、必要に応じてNOTEフィールドに記録する。

〔関連項目〕


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