オンライン・システム・ニュースレター No.12 (1987.12.24)


オンライン雑誌目録システム(和雑誌)の運用開始


 目録・所在情報サービス業務のうち、「和雑誌目録登録」業務の運用を昭和63年1月より開始します。「洋雑誌目録登録」業務については、現在、欧文編新版データベースの編集中ですので、更新は行わないで下さい。洋雑誌を含めたオンライン雑誌目録システムの本格運用は、欧文編新版データベースの編集が完了し、総合目録データベースに移行した時点で開始する予定です。昭和63年度当初を目途に作業を行っています。
 今回サービスを開始する「和雑誌目録登録」の運用にあたっては、以下の点に留意して下さい。


(1) 雑誌目録データ作成の基準
 来年度の本格運用時までに、雑誌目録データの作成のための「目録情報の基準」を作 成、配布する予定で現在準備検討中ですが、それまでの間は「目録情報の基準(雑誌書誌ファイル、雑誌所蔵ファイル)に関する暫定措置」を適用します。


(2) 運用体制

  1. 時差更新、定期更新は図書目録システムでの更新頻度と同様に運用します。
  2. 定期版サービスについても、図書目録システムと同様の体制をとります。
  3. 個別版サービスは、参加館からの請求のあった時点で提供しますが、同一館に対す る提供頻度は当面、年1回程度とします。ただし、請求館の所蔵データが更新されな い場合は、その期間を通じて1回とします。
  4. 所蔵データは磁気テープ(個別版フォーマットのみ)による報告も可とします。磁気テープによった場合の更新頻度は年1回を基本とします。
  5. 重要書誌レコードの処理等に伴う書誌番号(NCID)の変更は、オンライン・システムニュースレター等で広報します。
  6. データベースのメンテナンス結果の参加館システムへの反映は、個別版の提供によって行います。

(3) データの確証作業について

  1. 学術情報センターでは、変遷データおよびチェック用巻次年次の作成と修正に関して、入力データの確証作業(オーセンティケーション)を行います。また、データベースの品質維持のため、主として学術雑誌総合目録の編集時点に、重複書誌データの 処理等のクリーニング作業を行います。
  2. データ入力時点およびデータ利用時点での誤りの発見は、接続館側で確証作業を行 うこととします。

(4) 書誌データの作成と修正上の注意事項*

  1. 書誌データを新規に作成する場合は、総合目録データベースを十分検索し、重複書 誌を作成しないよう注意して下さい。
  2. データの作成は原則として書誌的な初号によって行い、それ以外の号による場合は 必ず一般注記に記述根拠の巻号表示を行って下さい。
  3. 既存書誌データの修正は、誤りでない限り原則として行わないで下さい。誤りの訂 正にあたっても、そのレコードが異なる資料を表現するようなことは避けて下さい。 (例.オリジナル版を復刻版に訂正してしまうようなケース)
  4. 既存書誌データが書誌的な初号から作成されている場合は、同じ初号による以外の 修正は避けて下さい。初号以外から作成されている場合は、初号もしくは既存データ の記述巻号より以前に出版された巻号以外の修正は避けて下さい。なお、その際、初 号以外による場合は必ず記述根拠の巻号表示を注記して下さい。
  5. 既存書誌データに書誌的な初号以外から追加する必要がある場合は、記述根拠の巻 号表示を注記して下さい。

  *これらの項目は「目録情報の基準」に盛り込む予定です。

(5) 変遷データの作成および修正

  1. 変遷関係の追加、修正、削除等がある場合は、「変遷注記用データシート」(別紙1)に、変遷図、変遷図中の書誌等を「学術雑誌総合目録データ記入要項」に基づいて記入し、典拠となる情報源を添付した上、学術情報センターへ報告して下さい。
  2. 変遷関係の追加の場合は、関連する書誌の変遷注記フィールド(BHNT)に誌名と誌名番号(NCID)およびファミリー番号(FID)(新規ファミリーの時は空欄のまま)を仮入力して下さい。ただし、修正、削除等の場合は、書誌の変遷注記フィールド(BHNT)を直接修正、削除することは避けて下さい。*
  3. 学術情報センターでは、「変遷注記用データシート」による報告に基づき、ファミリー番号の付与、変遷注記データの書き換えを行います。変遷データの更新は当面、 年1回程度とします。

  *変遷データの更新は、センターで作成する変遷データの2項関係ファイルによって行われるので、BHNTを書き換えても、変遷マップ等は修正されません。

(6) チェック用巻次・年月次データ(CHK)の作成および修正

  1. 総合目録データベース上に新規の書誌を作成した場合、あるいは書誌中の巻次・年月次(VLYR)の修正をした場合は、必ず「チェック用巻次・年月次データシート」 (別紙2)に当該書誌の巻次・年月次(VLYR)および チェック用巻次・年月次データ(CHK)を記入し、典拠となる情報源を添付の上、学術情報 センターへ報告して下さい。
  2. チェック用巻次・年月次データは、学術雑誌総合目録編集時に所蔵データの巻次、年次の範囲チェックに使用します。オンラインの所蔵データ入力時には、当面、運用 しません。
  3. チェック用巻次・年月次データの入力は、報告に基づきセンターで行います。

(7) 報告資料の送付
 上記の「変遷注記用データシート」、「チェック用巻次・年月次データシート」およ び典拠の情報源は、定期的(月、四半期、半年、年に1度)に、学術情報センター雑誌 目録情報係あてに送付して下さい。
 なお、システムの不具合に関する件は図書目録システムの場合と同様に「オンライン システム質問書/回答書」(利用の手引き、p.143)に記入し、システム管理課システム 業務係あて送付下さい。
 各データシート類(別紙1、2等)は、コピーして使用下さい。


(8) 入力開始の通知
 オンライン雑誌目録システムを利用し、総合目録データベースの形成を開始される接 続館は、あらかじめ雑誌目録情報係にご一報下さい。