オンライン・システム・ニュースレター No.15 (1988.06.23)


オンライン雑誌目録システム(洋雑誌)の運用開始


 学術雑誌総合目録欧文編新版データベースの編集作業がこの程完了しましたので、オンライン雑誌目録システムに新版データベースを移行して、昭和63年7月11日(月) より「洋雑誌目録登録」業務の運用を開始します。
 運用体制については、本年1月よりサービスを開始した「和雑誌目録登録」業務と原則的に同様とします(「オンラインシステムニュースレター,NO.12. 1987.12.24 発行」参照)。ただし、雑誌目録データ作成の基準としては、本年3月に本版化された「目録情報の基準」(窿Iンラインシステムニュースレター,NO.14. 1988.4.30 発行」参照)を適用することとします。
 なお、オンライン雑誌目録システムの運用開始後は、オンラインのデータベースと学術雑誌総合目録の冊子体の版下となるデータベースは、それぞれ異なる2つのデータベースとして並行して存在しますので、接続館からオンラインによってデータ更新をおこなっても今年度刊行予定の冊子体には反映しませんのでご了承下さい。
 以下に若干の留意事項を補足します。


  1. 重複書誌の発見について
     重複書誌を発見した場合は、図書の場合と同様に「目録情報に関する質問書/回答書」(窿Iンラインシステムニュースレター,NO.14.纒ハ紙参照)に記入の上、重複と思われる レコードの画面コピーとその情報源のコピーを添付してセンターに報告して下さい。その際、どちらのレコードを採用したかを明記して下さい。
     センター側では、接続館の報告に基づき書誌の削除、所蔵の付け替え作業を行います。
     重複の際の書誌の採用基準としては、図書同様に書誌レコードIDの古い(小さい)レコードを優先します。ただし、どちらかが変遷ファミリーに属している場合は、 書誌IDの新旧(大小)に関わらずファミリーに属する方を残すことを原則とします。
     なお、最終的な判断はセンター側で行いますので、雑誌システムにおいては事前に削除側を「削除予定レコード」とする修正は行わないで下さい。


  2. 書誌構造リンク(PTBL)について
     雑誌目録システムにおいては、PTBLフィールドは使用しません。
     雑誌の階層関係の表現は、集合書誌単位の標題をその他の標題(VT)のシリーズ標題(PT)として記述することによって行って下さい。
     なお、参照LC/MARC(S)のレコードを流用する場合は、PTBLフィールドにデータがありますので、データを削除し、必要があればその他の標題(VT)のシリーズ標題(PT)に移してください。 PTBLにデータがある状態でREGISTERコマンドを投入すると、強制リンク機能により記入されたデータで書誌検索が行われますので必ずPTBLは削除してください。この参照 LC/MARC(S)のPTBLフィールド中のデータについては、今年度中に変換仕様を改訂し、その他の標題のフィールドに格納する予定です。
     ところで、雑誌では、集合書誌単位の書誌レコードは作成しないことに注意して下さい。また、共通誌名+部編名自体を一つの逐次刊行物書誌単位として取り扱うようにして下さい。
      (例)
    
      Progressinnuciearenergy.Series1.Physicsandmathematics
    
         共通誌名       部編記号    部編名
          │          │       │
          └──────────┴───────┘
    
              逐次刊行物書誌単位の本誌名
    
    

  3. 著者名リンク(AL)の運用 今回の洋雑誌データベースも、すでに公開済みの和雑誌データベースもこのフィールドにはデータが存在しませんが、今後は図書目録システム同様に運用することとします。
     ALの作成は、NCR,AACR2等の適用目録規則類の規定にしたがって行って下さい。なお、和雑誌ではデータベース作成時点で、ALフィールドがなかったため、検索の便宜を考慮 してTRフィールドに責任表示のヨミを標題のヨミに続けて入力してあります。この方式自体は便宜的な措置ですので、新規に作成する場合はALを作成するようにして下さい。
     著者名リンクの運用に際して注意を要する点は、著者名典拠ファイル自体は図書、雑誌、和、洋の別なく共用のファイルですが、LOOKUPBIBLIOGRAPHY で著者名典拠レコードにリンクしている書誌を検索する場合には、当該ファイル分しか行えないという点です。したがって、典拠レコードの削除にあたっては、図書システム同様に、他の ファイルからも検索し確認することが必要です。(窿Iンラインシステムニュースレター,NO.12.1987.12.24発行縣.15参照)。


  4. 個別版提供サービスについて 学術雑誌総合目録欧文編新版データベースの公開に伴い、7月11日より新版の個別版提供サービスを行います。別紙申請書(笆レ録所在情報サービス利用の手引」p.149より転載)に所用事項を記入の上、当センター事業部システム管理課システム業務係宛お申し込み下さい。
     磁気テープのフォーマットについては、上記「利用の手引」付録6(161頁以降)に解説があります。
     なお、サービス開始後一ヶ月程度は申し込みが集中すると思われますので、多少時間的余裕をもってお申し込み下さい。