オンライン・システム・ニュースレター No.17 (1989.03.01)


遡及入力データの運用について


 「オンライン・システムニュースレターNo.14」でお知らせしましたとおり、学術情報センターでは遡及入力事業として接続館からのオンライン遡及入力の基幹となるべきデー タの作成を行い、昭和63年5月30日より公開、運用しています。
 サービス開始依頼、接続館より遡及入力データの運用に関して多くの質問が寄せられています。

 遡及入力データは目録カード(洋図書)のコピーをもとに学術情報センターにおいて目録システムによる検索を行った後、総合目録データベース及び参照MARCにヒットしなかっ たカードについて、新たに書誌データの作成を行いRECONファイルに納めたものです。
 このデータの格納により総合目録形成の効果を上げ、オンライン入力作業軽減を果たすことが目的ですが、現在のところ以下のようなデータが存在するため目録担当者に混乱を与えて いる懸念があります。


  1. 検索からデータ収納までのタイムラグによるカレントファイルとの重複データ。
  2. 新規作成データ間での重複。
  3. 目録カードの記述が「目録情報の基準」と一致していないことによる、書誌単位の取り方が異なるデータ。


 総合目録データベースを検索した結果、上記レコードがヒットするために、書誌レコードの同定作業に時間がかかる、どのレコードを採用すべきかの判断がつきにくい、さらに、所 蔵レコードがリンクしているため書誌の修正が容易に行えない等の問題が起こり得ます。
 また、RECONファイル中のレコードにのみヒットした場合、そのまま所蔵登録を行うのか、書誌修正(EDIT)を行い、カレントファイルにレコードを移すのか基準を明らか にしてほしいという要望も寄せられています。
 そこで、遡及入力データについては、今後以下の基準により運用することにいたします。

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┃1. カレントファイルとRECONファイルとの重複は書誌IDの新旧に関わらずカレ ┃
┃ ントファイルを優先する。                       ┃
┃2. 原則として、RECONファイル内での重複はIDの最も古い書誌レコードを採用 ┃
┃ する。その際、RECONファイル内での重複レコードについては、センターに報 ┃
┃ 告する必要はない。                          ┃
┃3. RECONファイル中の書誌レコードに対して所蔵登録を行う場合には必ずEDIT ┃
┃ コマンドを発行して、当該レコードをカレントファイルに移す。      ┃
┃4. RECONファイル中のレコードについて上記 3のような理由で、書誌修正が容 ┃
┃ 易に行えない場合には、書誌レコードの新規作成を行ってもよい。その際  ┃
┃ にもレコードの作成をセンターに報告する必要はない。          ┃
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