オンライン・システム・ニュースレター No.17 (1989.03.01)


コーディング・マニュアルについて


 総合目録データべースへのレコード登録については、従来より「目録システム利用マニュアル」3編があり、「データベース編」収録の「目録情報の基準」がデータ記入の拠所となって いましたが、同基準は原則を示したものであり、実際の目録登録作業においては、その運用上の疑問等が多く発生していました。
 センターに寄せられるこれらの問題については、個別に回答を行う他、重要な事項についてはこの「オンライン・システムニュースレター」紙上で解説を行ってきました。
 本来、「目録情報の基準」の運用については、「目録規則」に対する「適用細則」に相当する何らかのマニュアルが必要であり、目録担当者からの要望にも応えるべく、センターでは以 前より冊子形態の「コーディング・マニュアル」の刊行を計画してきたところであります。
 しかし、同マニュアルに盛り込むべき内容は膨大であり、全体の完成をまってからの刊行では、今後の総合目録データべース形成にも悪影響を及ぼすおそれがあります。


 そこで、今後は、同マニュアルのうち完成部分については、逐次、「オンライン・システムニュースレター」の付録という形で公にすることとします。形態は、各条項毎のファイリング の便宜を図るため、ルーズリーフ式とし、全体が完成したのちは、合冊版を刊行することも検討中です。
 コーディング・マニュアルでは、次の事項について解説を行う予定です。

I 「目録情報の基準」及び「目録情報の基準解説」の具体的運用方法について
(例) 図書書誌レコードにおいて、集合書誌単位のTRの記述はどう行うか
(例) 図書ファイルに入力すべきものと雑誌ファイルに入力すべきものの区別
II 別レコードを作成してもよい場合といけない場合の区別について
(例) GMDの違いがあれば別書誌レコードを作成するのか
III 準拠すべき目録規則類の解釈、及び具体的運用方法
(例) 別法、任意規定の採否
(例) 目録規則の条項に従わない部分について
(例) 竝送ァ国会図書館「日本目録規則」適用細則』にはどこまで従うのか
IV MARCフォーマットの変換仕様について
(例) 参照LCレコードのCNTRYのデータは、元のMARCではどこに収められていたのか
V 目録規則類、MARCフォーマット等の改訂・変更への対応について
(例) 国立国会図書館でも図書館流通センターでもまだNCR'87は適用していないが、新版予備版で作成されているレコードから流用入力する場合はどうするのか
(例) DC20が刊行されているが、書誌分類を行う際にこの20版を用いることは可能か

 なお、以下に、目次及び著者名典拠レコードのHDNGフィールドに関する内容見本例(一部分のみ)を掲載します。