オンライン・システム・ニュースレター No.21 (1989.12.08)


平成元年度目録システムの機能向上


当センターでは、今年度の目録システムの機能向上として、以下の事項を実施する予定です。


  1. 所蔵レコードの削除情報の表示
     これまで所蔵レコードをWEEDした場合、その日の時差更新後までは削除されたことがわからなかったため、作業上の混乱が生じていました。そこで、今回の改訂において、WEED処理を行った当日に、その所蔵レコードを表示する場合には 「削除済」であることをも示すようにします。


  2. LINKTOPARENT発行時の検索方法の変更
     現システムでは、LINKTOPARENTを発行すると、自動的にPTBLフィールドのデータから検索キー(AKEY)を作成して検索していますが、この方法でもヒット件数が多くなってしまい、作業効率に影響を与えています。そのた め、現行のAKEY作成に加えて、PTBLフィールドの親書誌標題の情報を検索画面のTITLEフィールドに埋め込むように変更します。


  3. LINKTOコマンド発行後のCREATEコマンドの変更
     LINKTOコマンドを発行し検索を行った結果、ヒット件数が0件の場合、新規入力のためにCREATEコマンドを発行しますが、検索キーとしてTITLEフィールドまたはAUTHフィールドに入力した語は消去されるため、新規入力画 面で改めて入力し直す必要がありました。今回の改訂では、LINKTOコマンド発行後、新規入力のためにCREATEコマンドが発行された場合に限って、検索キーとして上記2フィールドに入力されたデータをそのまま次の画面のTRフィー ルドまたはHDNGフィールドに埋め込むようにします。


  4. ISSNの検索キー化
     図書ファイルにおいて、ISSNが検索できないようになっていましたので、今回、SEARCHコマンドによって検索できるように変更します。


  5. ファイルの自動検索機能の変更
     今年度、和雑誌目録データベースの参照MARCとして、JAPAN/MARC(SERIALS)を導入する計画です。これに伴って、和雑誌業務においては、NC→JPというように自動検索を行うようにします。また、洋雑誌業務において は、図書の場合と同様に、ファイル指定によってJPが検索できるようにします。

 以上は、オンライン・システムの動きに関わる項目ですが、その他にも参照MARCの拡充・整備として以下の項目等があります。


ア JAPAN/MARC(SERIALS)の新規導入
 これまで欠けていた和雑誌目録データベースの参照MARCとして、JAPAN/MARC(SERIALS)を新規に導入します。

イ 日本人名典拠参照MARCの整備
 現行の日本人名典拠参照MARCは、オンライン・システム運用開始時に当センターにおいて作成したものが、更新の無いまま現在に至っていました。そのた め日本人名典拠データについては大部分がオリジナル入力せざるをえない状況でした。今回の整備で、JAPAN/MARC(BOOKS)の既存データから日本人名典拠参照MARCを新たに作成し、作業の効率化に資するようにします。

 なお、これらについては現在、プログラム作成中です。実施日程及び画面の流れ等に関しては追ってお知らせします。