オンライン・システム・ニュースレター No.22 (1990.01.29)


学術雑誌総合目録和文編新版全国調査に関する質問から


 これまでに寄せられた学術雑誌総合目録和文編新版全国調査に関する質問のうち、オンライン目録システムを使用しての雑誌登録作業において、注意を要する点がいくつか見ら れますので、ここで取りまとめます。


  1. 調査期日以降に新規刊行もしくは変遷した逐次刊行物の扱い
     調査期日は平成元年11月1日としていますが、それ以降に新たに刊行もしくは変遷した資料についてもデータ入力していただいて結構です。データ提出の締め切りは平成2年4月27日としておりますので、データ入力はそれまでに終了するようにお願いします。


  2. 和文誌から欧文誌に変わった書誌の扱い
     最近、誌名が和文であったものが欧文に変わったり、本文自体も和文欧文混在や欧文のみになったりする例が多々見られます。その際、和雑誌ファイル、洋雑誌ファイルのいずれに登録するかは、「データベース編」の和洋の区分の条項に拠って判断します。例えば和雑誌ファイルにデータが存在していた場合で、今回、上記のような変遷が生じ、誌名や内容から見て洋雑誌とする方がふさわしいと判断されるようなものは、洋雑誌ファイルに登録するようにします。このため、変遷関係にある書誌が2つのファイルに分かれてできるようになりますが、これらに対する相互参照は変遷マップによって行います。

     

  3. 雑誌の目録及び索引が本誌とは別の出版者から出版されている場合の扱い
     目録及び索引等が本体の逐次刊行物とは別の出版者から発行されている場合、それらが独自の巻号を持って継続的に刊行されているならば、別の書誌レコードとしす。独自の巻号を持っていないならば、別書誌レコードとせず、本体の書誌レコードに、それらが別の出版者から出版されている旨、注記します。


  4. 独自の巻号を持たない部編誌の所蔵情報の記述
     付録資料の場合は、独自の巻号次がない限り別書誌レコードとはしませんが、部編に関しては、独自の巻号次がなく全部編通しての巻号次しかない場合でも別書誌レコードとします。そのため、それぞれの書誌レコードでは巻号次がとびとびになりますが、所蔵レコード上ではその部編として欠号がなければハイフンでつないで継続所蔵扱いとすることができます。ただし、どのように巻号次がとぶのか、また他のどの逐次刊行物と巻号次を共有しているのかについて書誌レコード上で注記しておく必要があります。


  5. 情報源によって責任表示が異なる時の選択基準
     責任表示が情報源によって異なる場合、特に団体名の下部組織の表現方法が異なっている場合は、原則として記述が最も詳細なものを選択するようにして下さい。
     ただし、この記述は、初号もしくは所蔵最初号に拠りますので、そこに表示されていない形を、補記して記述するようなことを行ってはいけません。


  6. 並列標題の扱い
     情報源上にある異言語標題であっても、本標題に全く対応していないものの場合には、並列標題とはしません。それらは標題関連情報または異誌名とします。
     また、並列標題に相当すると考えられるが、語句に若干の相違が見られる等、本標題と完全には言語的な対応がとれていないものについては、これを並列標題とするか異誌名とするかは、それぞれ目録担当者が判断して下さい。
     さらに、ローマ字表現の標題については、ローマ字表現が日本語の表現方法の一形態と考えられることから、別言語・別文字による表現とは見なさず、標題関連情報として扱うこととします。


  7. 裏表紙標題の扱い
     原則として裏表紙の標題は異誌名(裏表紙標題:BC)ですが、内容が和洋2部構成で表表紙、裏表紙がそれぞれの部の表紙に相当する場合は、双方を表紙と見なして、和文タイトルを本標題、欧文タイトルを並列標題とします。ただし、2部構成であっても、一方がもう一方の単なる要約にすぎない場合には、原著の部の表紙のみを表紙として扱い、ここに表示されているものを本標題とし、他方を異誌名とします。