オンライン・システム・ニュースレター No.25 (1990.08.31)


逐次刊行物複製版の取り扱いについて


 逐次刊行物複製版の書誌データ記入に際して、各フィールドのデータを複製版、原本のいずれから採るかについては、今回の「学術雑誌総合目録和文編全国調査記入要項」および「学術雑誌総合目録全国調査データ記入説明会」配布資料の中で触れていますが、改めて整理しますと、和・洋とも以下のようになります。

 ┏━━━━━┳━━━━━━━┓┏━━━━━┳━━━━━━━┓
 ┃     ┃データを採る ┃┃     ┃データを採る ┃
 ┃     ┃情報源    ┃┃     ┃情報源    ┃
 ┃フィールド┠───┬───┨┃フィールド┠───┬───┨
 ┃     ┃原 本│複製版┃┃     ┃原 本│複製版┃
 ┣━━━━━╋━━━┿━━━┫┣━━━━━╋━━━┿━━━┫
 ┃GMD    ┃   │   ┃┃     ┃   │   ┃
 ┃     ┃ × │ ○ ┃┃TR    ┃ ○ │×2)3)┃
 ┃SMD    ┃   │   ┃┃     ┃   │   ┃
 ┠─────╂───┼───┨┠─────╂───┼───┨
 ┃YEAR   ┃ ○ │ × ┃┃ED    ┃ ×4)│ ○3)┃
 ┠─────╂───┼───┨┠─────╂───┼───┨
 ┃CNTRY   ┃ × │ ○ ┃┃VLYR   ┃ ○5)│ × ┃
 ┠─────╂───┼───┨┠─────╂───┼───┨
 ┃TTLL   ┃   │   ┃┃PUB    ┃ ×6)│ ○ ┃
 ┃TXTL   ┃ ○ │ × ┃┠─────╂───┼───┨
 ┃ORGL   ┃   │   ┃┃PHYS   ┃ × │ ○ ┃
 ┠─────╂───┴───┨┠─────╂───┼───┨
 ┃REPRO   ┃「c」を記入  ┃┃VT    ┃ ○ │ ×7)┃
 ┠─────╂───┬───┨┠─────╂───┼───┨
 ┃PSTAT   ┃ × │ × ┃┃NOTE   ┃ ×8)│ ○ ┃
 ┃FREQ   ┃┌複製版につ┐┃┠─────╂───┼───┨
 ┃REGL   ┃│いては一切│┃┃PRICE   ┃ × │ ○ ┃
 ┃TYPE   ┃└記入しない┘┃┠─────╂───┴───┨
 ┠─────╂───┼───┨┃FID    ┃       ┃
 ┃ISSN   ┃   │   ┃┃     ┃記入しない9) ┃
 ┃XISSN   ┃   │   ┃┃BHNT   ┃       ┃
 ┃NDLPN   ┃   │   ┃┠─────╂───────┨
 ┃LCCN   ┃ ×1)│ ○ ┃┃PTBL   ┃記入しない  ┃
 ┃CODEN   ┃   │   ┃┠─────╂───┬───┨
 ┃ULPN   ┃   │   ┃┃AL    ┃ ○ │ ○ ┃
 ┃GPON   ┃   │   ┃┠─────╂───┴───┨
 ┃     ┃   │   ┃┃UT    ┃記入しない  ┃
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  1. 原本のISSNは複製版の書誌レコードのXISSNフィールドに記入し、同時にNOTEフィールドにも注記する。
  2. 複製時に付与された標題はTRフィールドには記入せず、VTフィールドに「その他の標題(その他の標題コード:OH)」として記入すると同時にNOTEフィールドにも注記する。
  3. 原本自体には関わらず複製版にのみ関わる責任表示は、EDフィールドに「版責任表示」として記入する。
  4. 原本の版表示(および関連事項)はNOTEフィールドに注記する。
  5. 部分的な複製の場合は、複製された範囲に対応する原本の巻次年月次を記入する。
  6. 原本の出版事項はNOTEフィールドに注記する。
  7. 複製時に付与された標題もVTフィールドに「その他の標題(その他の標題コード:OH)」として記入し、同時にNOTEフィールドにも注記する。
  8. 複製時に付与された標題、共に合冊されている他の逐次刊行物の標題(合刻複製版の場合)などのほか、原本のISSN、原本の出版事項、原本の変遷関係など についても注記する。
  9. 原本間に変遷関係があっても、その複製版書誌レコード間では変遷注記用データシートは作成しない。原本間の変遷関係についてはNOTEフィールドに注記す る。

 なお、合刻複製版の場合は、和・洋とも、収録されている個々の逐次刊行物ごとに書誌レコードを作成します。これは、相互利用のうえでは合刻複製版の単位で資料を探すことはまず考えられず、原本の代替物としての需要から、個々の逐次刊行物の複製物が個別に求められる、と考えられるからです。この規定はセンター独自の規定で、「目録規則」類の規定とは異なっていますが、オンライン目録システムが相互利用を念頭に置いた共同分担目録である点をご理解ください。
 また、今回の学術雑誌総合目録和文編全国調査に関連して、合刻複製版の単位で作成されてしまっている和文逐次刊行物書誌レコードについては、来年4月以降に実施する確認調査の際に書誌・所蔵の切りわけ・調整を行う予定です。