オンライン・システム・ニュースレター No.28 (1991.03.15)


雑誌「創刊号」の扱い


 雑誌所蔵レコード中の所蔵巻次データは、書誌レコードのVLYRフィールドで優先的に採用した巻次表示形式に則して記入します(どの巻次表示形式を優先採用するかについては本号p.11を参照してください)。
 和雑誌の場合、以降の巻次表示の如何を問わず、初号には「創刊号」としか表示されていないことが多いようです。記述ブロックのフィールドにおいては資料現物に表示されたものをそのまま転記するのが原則ですので、「創刊号」という表示しかなければこれを必ず転記しなければなりません。すでに刊行が終了したものについてはVLYRフィールドに記録された終号の巻次から巻次表示形式の全体像を推察することも可能ですが、刊行中 のものの場合は、初号である「創刊号」の表示だけでは所蔵巻次データの記入にとまどうことがあります。
 このような事態を避けるため、総合目録小委員会で検討した結果、「創刊号」がその逐次刊行物の巻次表示体系の中での何号にあたるのかを、その後の巻次表示から判断して補記することになりました。
  (例)  創刊号[1巻1号](平3.3)-
 上の例での「創刊号」は、所蔵巻次データとしては「1(1)」とみなすことになります。「創刊号」しか手元にない時点では、とりあえずVLYRフィールドの初号巻次データとしては「創刊号」、HLVフィールドの所蔵巻次データとしては「1」として記入しておいてください。
 巻次データは資料現物に表示されたものを転記するのが原則ですので、「創刊号」という表示しかなければこれを転記することになりますが、他に採用可能な数値による巻次の表示があれば、そちらの方を採用してください。
 なお、「創刊号」や「1号」の前に「創刊準備号」あるいはそれに似た表現のものが存在する場合、これを書誌的初号とみなします。その場合、所蔵巻次データの表現としては「0号」とし、「創刊準備2号」などは「0巻2号」として扱います。