オンライン・システム・ニュースレター No.36 (1992.10.20)


JP著者名典拠参照ファイルの更新、及び流用入力時の注意点について


 9月24日にJP著者名典拠参照ファイルの一括更新を行いました。
 更新後のファイル内容は1977年度以降のJAPAN/MARCに収録された書誌データの標目形をセンターで変換したもので、レコードは以下の項目からなります。

  1. 標目形(書誌データにおける著者名に関する事項) 名称、付記事項、および名称のヨミからなる
  2. 標目形から推定される属性
  3. 標目形が最初に著者名に関する事項として入力されたJAPAN/MARC書誌データの標題、出版者等、出版年、および全国書誌番号

なお、これらの参照レコードを使用される場合、以下の点にご注意下さい。


重複レコードの扱いについて

 JP著者名典拠参照ファイルの中に重複レコードが存在する場合があります。この場合は、それぞれのレコードを実際に確認して正しいものを選択して下さい。
 重複の原因は、システムが「同じ標目形であり、かつ同じ標目形のヨミを持つもの」を重複として削除しているため、これらが一部でも異なる(ワカチガキなども含む)場合、別のレコードと認識し、削除しないためです。

 (例)ヨミのワカチが異なる場合
┌────────────────────────────────────┐
│<IN05146196> RECST:n                          │
│HDNG:広島県社会教育学会‖ヒロシマケン シャカイ キョウイク ガッカイ   │
│TYPE:c                                  │
│NOTE:「生涯教育への転換」(ぎょうせい 1987.11)              │
│NOTE:JP88011277                             │
└────────────────────────────────────┘
┌────────────────────────────────────┐
│<IN0493631X> RECST:n                          │
│HDNG:広島県社会教育学会‖ヒロシマケン シャカイ キョウイクガッカイ    │
│TYPE:c                                  │
│NOTE:「日本人のいきいきライフスタイル」(第一法規出版 1987.8)      │
│NOTE:JP87050116                             │
└────────────────────────────────────┘
 また、団体標目の中には、内部組織名を副標目(間に`.'を持つ)としているものがあり、1985年以前と86年以降で同一組織の標目が複数存在している場合があります。
 この場合は、副標目の形式ではないものを統一標目形とし、副標目の形式のものはSFフィールドに記入します。
 (例)副標目の有無
┌────────────────────────────────────┐
│<IN04299158> RECST:n                          │
│HDNG:文部省学術国際局‖モンブショウ ガクジュツ コクサイキョク      │
│               ←この形式を選択。            │
│TYPE:c                                  │
│NOTE:「学術雑誌総合目録」(丸善, 1986.3)                 │
│NOTE:JP86049448                             │
└────────────────────────────────────┘
┌────────────────────────────────────┐
│<IN00006291> RECST:n                          │
│HDNG:文部省.学術国際局‖モンブショウ.ガクジュツ コクサイキョク     │
│TYPE:c                                  │
│NOTE:「大学図書館実態調査結果報告」(文部省学術国際局情報図書館課,1977.3)│
│NOTE:JP77000853                             │
└────────────────────────────────────┘

属性コードについて

 属性コードが実態にそぐわない場合があります。
この場合は、実態を表す属性に修正して下さい。
属性コードは、標目形が姓・名で分かれているものについてはTYPE=`p'、分かれていないものについては、標目形の後に`('があり、その直後がアラビア数字のもの(出生年等)についてはTYPE=`p'、`('が無い場合、および`('の直後がア ラビア数字以外の場合についてはTYPE=`c'という形で処理しています。
 そのため、姓名の区別がなされていない名称については、個人名であってもTYPE= `c'となっている場合があります。
 また、団体名については、その直後に創立年が付記されている場合、TYPE=`p' となります。
 (例)個人著者標目が団体として扱われている場合
┌────────────────────────────────────┐
│<IN0556358X> RECST:n                          │
│HDNG:そのまんま東‖ソノマンマ ヒガシ                  │
│          ←ヨミが姓名で分かれておらず、付記事項がない     │
│TYPE:c                                  │
│NOTE:「ビートたけし殺人事件」(太田出版, 1977.3)             │
│NOTE:JP88050900                             │
└────────────────────────────────────┘
  団体著者標目が個人として扱われている場合
┌────────────────────────────────────┐
│<IN07120579> RECST:n                          │
│HDNG:黎明会(1918年)‖レイメイカイ ←標目形の後に付記事項があり、カッコの│
│                  直後がアラビア数字である      │
│TYPE:p                                  │
│NOTE:「黎明講演習」(竜渓書舎, 1990.3)                  │
│NOTE:JP91010673                             │
└────────────────────────────────────┘

標目の修正について

 JP著者名典拠参照ファイルは他の参照ファイル同様、著者名典拠詳細表示画面でCREATEコマンドを発行し、「目録情報の基準」に適合するように必要な修正を行った上でリンク作成作業を行いますが、その際、標目を修正した場合は、必ずその修正の根拠となった情報源をNOTEフィールドに記入して下さい。
 JP著者名典拠参照ファイルに収録されているレコードの標目形は全てNOTEフィー ルドに記された資料に基づいています。したがって、標目を修正した場合にはどの情報源に拠ったかを明記して下さい。