オンライン・システム・ニュースレター No.38 (1993.03.26)


平成4年度総合目録委員会・小委員会の審議結果


平成4年度 第2回総合目録委員会の審議内容

  日 時 : 平成5年2月17日(水) 14:00〜16:00

  1. 目録所在情報サービスの利用者の拡大について

     「所長が適当と認める図書館、図書室等」の範囲について審議し、了承された。
     新たに認める可能性がある利用者には、 1学術研究法人、 2学会、 3国公立試験研究機関、 4特殊法人の研究所、 5大学等に相当する教育施設、 6都道府県・指定都市立の図書館、図書室がある。

  2. コーディングマニュアル作成ワーキンググループの設置について

     コーディングマニュアル作成ワーキンググループを総合目録小委員会の委員を中心に設置し、月1回の頻度で会合をもち、コーディングマニュアルの原案を作成することについて了承された。

  3. 目録システムにおける共有レコードの修正指針について

     図書書誌レコード及び典拠レコードに関わる修正時の指針について審議し、了承された。修正指針は、フィールドごとに「発見館が慎重に修正しうるもの」「作成館との協議が必要なもの」「事後の連絡が必要なもの」を一覧表にしたものと、修正処理の流れ図、連絡等の際の要件、の3点で構成されている。
     詳細については次号以降に掲載する予定である。

  4. 「目録情報の基準」の整備について

     以下の事項について審議し、了承された。

    1) 図書の懸案事項について

    (ア) 複数の出版者から、一貫したシリーズナンバーのもとに出版されている親書誌の扱いについて
    (イ) 親書誌の出版者が変更になった場合の子書誌の扱いについて
    (ウ) 典拠レコードの注記フィールドに関するデータ入力レベルの変更

    2) 雑誌の懸案事項について

    (ア) 製本用標題誌の情報源としての優先順位について
    (イ) 分冊として刊行される各逐次刊行物の書誌単位について
    (ウ) 「その他の標題」の種類コードについて

  5. 来年度の教育・研修事業の実施計画について

     来年度の研修計画について審議し、了承された。
     主な変更点として、学術情報センターを会場とする目録講習会を従来より1回増やし、年間7回実施することとした点があげられる。

平成4年度 第3回総合目録小委員会の審議内容

  日 時 : 平成4年12月9日(水) 13:30〜17:20

  1. 「目録情報の基準」について

    1) 図書の懸案事項について

    (ア) 著者名典拠レコードの同定上必要なデータ要素の入力レベルについて

    ・現状では著者名典拠レコードの同定作業上問題が多いので、著者名典拠レコードに作成・修正した根拠となる情報を注記することを必須とする。
    ・作成・修正する際に、書誌のデータを利用して注記フィールドに予め必要なデータを設定するようにシステムを改訂する。
    ・記述すべき事項及び記述方法については、システム改訂時期に改めて広報する。
    以上3点が了承された。

    (イ) 典拠レコードの修正指針について

    アと関連して典拠レコードの修正指針について審議を行い、参加館が調整を行う上で必要なシステム改訂を行ったのち運用することが了承された。

    2) 雑誌の懸案事項について

    (ア) 製本用標題紙の情報源としての優先順位について

     洋雑誌の主情報源は原則的に初号の標題紙であるので、初号に標題紙がある限りは初号により、ない場合は製本用標題紙を他の情報源より優先することとなった。また、初号の標題紙がある場合の製本用標題紙はVTに記入することとなった。

    (イ) 分冊として刊行される各逐次刊行物の書誌単位について

     各分冊が独自の巻号づけを持たず、分冊ごとに主題の表示がある場合には、その主題表示を部編名として扱い個別の書誌を作成することが妥当とみなせる場合が多いが、これを一般原則とすることはせず、個別の案件ごとに対応することとなった。また、索引等については、独自の巻号付けがある場合には別書誌とするが、そうでない場合には別書誌とはしないこととなった。

平成4年度 第4回総合目録小委員会の審議内容

  日 時 : 平成5年1月26日(火) 13:30〜15:45

  1. 典拠レコード入力レベル変更に伴うシステム改訂案について

     前回の審議結果に基づき、システム上の改訂について審議を行い、了承された。

  2. 「共有レコードの修正指針(書誌)」について

     第1回小委員会で提示した原案に基づき審議を行い、修正については修正事項を発見した機関(発見館)が指針に従って修正を行うことが了承された。ただし、参加機関の作業についてさらに具体的なレベル分けを行う必要があることから、継続審議扱いとなった。

  3. コーディングマニュアルの作成について

     コーディングマニュアルの早期完成のための対策について審議を行い、総合目録小委員会内にワーキンググループを設置することが了承された。

平成4年度 第5回総合目録小委員会の審議内容

日 時 : 平成5年2月9日(火) 13:30〜17:00

  1. 「共有レコードの修正指針(図書書誌)」について

     参加機関の作業レベルを「発見館が慎重に修正しうるもの」「作成館と協議が必要なもの」「所蔵館への連絡が必要なもの」に区分した改訂案について、フィールドごとに検討を行った。
     その結果、「所蔵館への連絡が必要なもの」の区分を「事後の連絡が必要なもの」に修正し、TR・VOLの修正に関しては原則として作成館と発見館が分担して所蔵館へ連絡すること、CW、PTBLの修正に関しては学術情報センターに連絡し、学術情報センターがニュースレター等で広報することとなった。

  2. コーディングマニュアル作成ワーキンググループについて

     構成メンバー及び作業計画について審議した。

  3. 「目録情報の基準」の整備について

    1) 雑誌の懸案事項

    「その他の標題」の種類コードについて審議を行い、了承された。

    (ア) 目録担当者が作成するタイトル標目に関わる種類コードについて、AD、AG及びPAについて使用を中止し、VTに統合することとした。ただし、運用開始時期はシステム改訂を行う必要があるため、改めて広報することとした。
    (イ) ローマ字翻字標題の扱いについて、VTフィールドに記述された非ローマ字形の標題に対するローマ字翻字標題もコードRMを使用することとした。ローマ字翻字標題とその元となった標題との対応関係を示す必要がある場合は注記をすることとした。
    (ウ) 識別標題の記述方法、特に巻次記入方法について、巻号を区切る一般的なあるいは慣習的な区切り記号として「ピリオド、スペース」があるので、今回の区切りも同様とし、以下のように記述することとした。

       VT:DT:識別標題.△巻次年月次
                            (△はスペースを表す)