オンライン・システム・ニュースレター No.43 (1994.02.28)


NACSIS-ILLのBLDSC依頼機能について


ILLシステムからBLDSCに複写・貸借を依頼する場合の留意点、ならびにこれまでにご案内した事項についての変更点をお知らせします。

  1. 利用する前に

    1. BLDSCへの利用者登録申請

      この機能を利用するには、BLDSCの利用者登録が必要です。国内の代理店を通じてユーザコードとパスワードを取得してください。その際は必ずNACSIS-ILLを利用してBLDSCに依頼する事をお伝えください。
      貸借等の特別なサービスを利用する場合には別途申請が必要になりますので、その旨代理店にお申し出ください。

    2. ユーザコードとパスワードの入力

      BLDSCからユーザコードとパスワードの通知があったら、ILLシステムのユーティリティ業務中の参加組織メンテナンスで、それらを参加組織レコードに入力します。
      参加組織修正画面で、フィールドを追加し、以下のように入力してください。

      BLDSC:(ユーザコード)△/△(パスワード)

    入力した結果は参加組織の時差更新によって確定しますので、翌日から利用できます。 この値が入力されていない場合は、依頼を行ってもエラーになります。
    なお、機関内の複数の参加組織で1つのユーザコードを使用する場合は、各組織で同じユーザコードとパスワードを入力してください。
    ユーザコード・パスワードの管理は各参加組織の責任で行ってください。

  2. 画面の変更

    「複写依頼業務選択」画面に「10. 外部依頼中」を、「貸借依頼業務選択」画面に「14. 外部依頼中」をそれぞれ追加します。

  3. AMLID/HMLID、および略称の扱い

    BLDSCに対しては、参加組織IDのかわりにコード「BLDSC」を使用します。
    また、BLDSCの画面上の略称は「BLDSC」です。
    「準備中」の状態でBLDSCを候補館としたい場合は、HMLIDに「BLDSC」と入力して下さい。なお、その際は以下の点にご注意ください。

    1. BLDSCは、1つのレコード中で複数回指定できません。

    2. 複数のHMLIDを入力する際、BLDSCを指定してORDERコマンドを発行すると、BLDSCは何番目の候補館であっても自動的に最終候補館になります。

  4. FORMコマンドのオペランドの追加

    所蔵検索・簡略表示画面、および所蔵詳細表示画面で発行するFORMコマンドのオペランドとして、「BLDSC」を設けます。このオペランドは、複数館指定時の候補館数に含まれます。
    所蔵検索・簡略表示画面で、FORMコマンド発行時に通常の参加館とBLDSCを共に指定する場合は、必ずBLDSCを最後に指定してください。

    次図の場合、第1候補館は学情大、第2候補館は大塚大、第3候補館がBLDSCとな ります。

    また、所蔵詳細表示画面でFORMコマンドを発行する際にBLDSCオペランドを指定すると、第1候補館は所蔵が詳細表示されている参加組織、第2候補館はBLDSCとなります。

    下図の場合、第1候補館は学情大、第2候補館がBLDSCとなります。

  5. データに関連する注意事項

    BLDSCに依頼する際の転送データ作成対象フィールドは以下の通りです。

    BIB,VLNO,PAGE,YEAR,ARTCL,
    CLN(BLDSCのもののみ),CMMNT(BLDSC依頼時のもののみ)

    これらのフィールドに漢字があると、転送時にエラーとなります。

  6. 貸借の扱い

    ニュースレターNo.40で、BLDSCの国際貸借サービスを利用する場合、別途ブリティッシュ・カウンシルのメンバー登録が必要であるとご案内しましたが、必要なのはブリティッシュ・カウンシルのメンバー登録ではなく、BLDSCの貸借サービス利用登録ですので訂正します。(なお、詳細は代理店におたずねください。)この場合、資料は各図書館に直接送付されます。
    借用時の資料の管理は各図書館で責任を持って行ってください。

  7. データ転送のタイミング、およびコマンドの発行制限

    BLDSCに依頼するデータの転送は、当面の間、BLDSCに依頼した翌日の午前中に行います。それまでは「未処理」の状態なので、CALLBACKが可能です。
    なお、BLDSC宛レコードの転送作業中は、「外部依頼中」のレコードを操作できない場合があります。この場合、エラーメッセージが表示されます。

  8. 教育用システムの利用

    教育用システムでは、BLDSCを依頼館とするレコードの状態遷移等を、業務用と同様のタイミングで行います。ただし、BLDSCへのデータ転送は行いません。