オンライン・システム・ニュースレター No.49 (1995.02.28)


コーディングマニュアル和図書書誌新規作成記述規則の刊行


コーディングマニュアルについては、これまで書誌記述に関する部分が未刊行となっており、各参加図書館の目録担当者からその部分の早期完成が強く要望されていました。

これに対応するため昨年度から全国18機関20名の方に「目録情報の基準運用細則」作成検討部会(以下「検討部会」という)のメンバーとして活動していただき、原案の作成とそれに対する討議をしていただきました。

特に「事例を含んだわかりやすいものを」という要望が強かったため、具体的な目録作業に役立つものとしてどのような形態がよいのかを検討していただきました。検討案は平成6年度第1回総合目録小委員会に諮り、了承されました。

その後検討部会では、細部の調整を継続して実施し、その結果、「第2章 和図書書誌新規作成記述規則」の主要な部分がまとまり、今号の付録として刊行できる運びとなりました。今回公表する部分の全般的な特徴は次のとおりです。


1.日本目録規則との関係

記述規則の作成に取りかかる際に、検討部会では、コーディングマニュアルの中にどのような形式でどの程度まで目録規則について記載するかを話し合いました。

その中で、コーディングマニュアルは「目録情報の基準」を実作業でどのように運用していくかを定めるものであることが確認されました。その結果コーディングマニュアルでは、これまで目録規則で定められていなかった部分と、「目録情報の基準」とその中で準拠すると指定している目録規則とで扱いが異なる部分について、どのように作業を進めていけばよいのかを記載することにしま した。

そのため、各項目では原則として、目録規則上で規定されている事項については、繰り返し記載はしていません。

2.事例の組み込み

コーディングマニュアルを、事例を数多く収録しそれぞれに解説を施す「事例集」のような形とするかどうかについても、検討部会の中で話し合いました。

その結果、事例は、記述規則の各項目に対する補足説明が必要と判断される時に、その条項の具体的適用として示すことにしました。また、例示する部分は、当該条項及び関連する部分のみとし、レコード全体は示さないことにしましたが、架空の事例ではなく実際に資料として存在するものを極力選んであります。

3.項番付け

従来刊行してきたコーディングマニュアルは、それぞれのフィールド名の下に、「データ要素」「記入及び記入例」「注意事項」等が平板に記されていました。

しかし、この形では、一つの項目が何ページにもわたってしまうことがあり、 各図書館の目録担当者が書誌調整等の連絡をする際に、参照条項の確認が行い づらい面がありました。そこで、今回はかなり細かい項番付けを行い、参照部 分が容易にわかるようにしました。

以上のことを念頭に、今回のコーディングマニュアル「和図書書誌新規作成記 述規則」は作成されましたが、実際にお使いいただいた上でご意見・ご要望等 がありましたら、是非、下記までご連絡ください。


      目録情報課図書目録情報係
      FAX      03-3944-7131
      SIMAIL   Z00658