オンライン・システム・ニュースレター No.58 (1997.03.10)


移行後の総合目録データベースの問題点について


 総合目録データベースのサーバへの移行に伴い,問題点がいくつか発生していました。
ほとんどの問題は既に対処しましたが,以下の2点については残されております。

 (1) ILL システムの依頼/受付レコード検索におけるSCANコマンドでのエラー
   SCANの対象となる集合の件数が約2000件を越えると処理時間の上限値(5分)を越
  えてしまい,エラー(・「SCANコマンドで設定してある検索時間の上限を越えまし
  た」・)となります。この処理時間の上限値は移行前にも存在したのですが,その時は,
  処理能力が高くて通常の件数では顕在しなかったものです。
   現在対応を検討中ですが,移行前に処理できていた程度の件数を処理できるように
  するためには大幅なプログラムの改造が必要で,対応には相当な時間がかかり来年度
  (平成9年度)になる予定です。当面は,運用でカバーしていただくようお願いしま
  す。なお,統計作成等で支障をきたしている場合は,個別に対応が取れる場合もあり
  ますのでご相談ください。
   ただし,根本的な解決はできない問題ですので,本機能を使って統計等を作成され
  ている場合は,なるべく別の方法を開発していただけるようお願いいたします。

 (2) 検索結果集合中のレコードの削除に伴うエラー
   図書所蔵,雑誌所蔵,RECONの各ファイルは,レコードの即時削除ができるように
  なりましたが,以下の処理がなされるとエラー(・「データベースアクセス中にエラー
  が発生しました」・)となります。
   1) ユーザAがSEARCH, SCAN, LOOKUP HOLDINGS 等で検索結果集合Cを作成
   2)  ユーザBが検索結果集合C中のレコードDを削除(RECON の場合はNCファイル
     への移動)
   3) ユーザAがその削除されたレコードDにアクセス(BROWSE, DISPLAY, EDIT,
      SAVE等)

   これは,データベースの即時更新に伴う問題であり,エラーを回避することができ
  ません。もしこのような状況でエラーが発生しましたら,もう一度検索結果集合を作
  り直して下さい。エラーが解消します。