オンライン・システム・ニュースレター No.59 (1997.06.30)


目録所在情報サービス利用に関するアンケート調査結果の概要報告


59号にこの記事を掲載した後、さらに一部確認調査を実施し、その結果を最終報告として本誌60号に掲載しています。そちらをご覧ください。


 新目録所在情報サービスの将来計画の参考とするために,平成9年4月,現行サービス
接続機関の現状システムと今後の計画についての調査を行いました。今回の調査により,
各接続館のインターネット環境への対応状況や新サービスへの対応状況を把握することが
できました。調査にご協力いただいた方々には,この場を借りてお礼申し上げます。
 以下,今回のアンケート調査結果の概要を報告します。

1.依頼数・回答数
  目録所在情報サービス接続510機関と接続予定80機関に調査を依頼しました。回答
率は88%でした。
機関種別発送数回答数回答率
国立大学989799%
公立大学413585%
私立大学27625191%
共同利用機関12975%
私短・高専877789%
その他765370%
合計59052288%
2.利用端末台数の年次計画
  現行サービス・新サービスに対応する端末台数の年次計画と,新サービスに対応する機
関数を集計しました(具体的な計画が未定のため,平成9年度時点の端末台数しか記入し
ていない場合は,それを平成10年度以降の現行サービス対応台数として集計)。早くも今
年度に新サービスへの対応を計画している機関も多く,全体としては,漸次,新サービス
に移行してゆく傾向が見てとれます。今後,図書館システムの将来計画や各図書館システ
ムメーカーの対応が具体化してくれば,さらに新サービスへの移行が進むものと予想して
います。
  センターシステムについても,新サービス対応のシステム構成に移行が進みますので,
各図書館の新システムへの早期移行をお願いする意味からも,引き続き新サービスの普及
と充実に向けて,努力してまいります。
平成9年平成10年平成11年平成12年平成13年平成14年
現行サービス台数4,3674,0693,7893,6293,0873,037
新サービス台数2519081,2111,4181,9812,111
新サービス機関数317597114129131
3.接続形態・プロトコル
 現行接続形態および通信回線変更後(概ね1〜2年後)の接続形態,現行プロトコルお
よび変更後のプロトコルを示します。今後は,学術情報ネットワーク(パケット交換網)
からインターネットへ移行してゆく傾向,N-1およびVTSSからCATPへ移行してゆく傾向が,
さらに強まると予想します。
 
現行機関数変更後機関数
Internet307Internet379
・SINET(205)・SINET(262)
・地域ネット等(102)・地域ネット等(117)
学情パケット126学情パケット76
DDX−P47DDX−P31
INS−P42INS−P36
DDX−TP2DDX−TP1
 
現行機関数割合変更後機関数割合
CATP6312%
VTSS46492%VTSS42684%
N−1428%N−1173%
合計506100%合計506100%
  なお,N-1プロトコルについては,各汎用計算機メーカーともに,2000年をめどにサポ
ートを止める可能性があるようです。N-1利用の図書館においては,できるだけ早期に,
N-1後継プロトコルの検討を開始することをお勧めします。