オンライン・システム・ニュースレター No.59 (1997.06.30)


総合目録データベース和洋統合に伴う注意点


  平成9年4月14日に,かねてからお知らせしていました総合目録データベースの和洋統
合を実施しました。統合作業実施後は,検索対象データ倍増によるレスポンス低下もなく,
順調に運用しております。

  今回は,和洋統合に伴って生じたシステム操作上の注意点等について補足説明します。

(1) 和資料関係レコードの表示順
  和洋統合により,レコードID先頭のアルファベット2桁の識別子が洋資料の識別子に統
一されました。これにより,和図書・和雑誌に関しては,簡略表示の際にID順で表示され
ているレコードの表示順が,従来と異なることとなりました。従来は,最新レコードが常
に最後に表示されていましたが,統合後は,最新レコードが統合前のレコードより先に表
示されます。和図書所蔵レコードの場合,先頭の所蔵館が,必ずしも最初のレコード作成
館とはなりませんので,書誌調整作業時にはご注意下さい。
 ┌──────────────────────────────────────┐
  | (和図書所蔵レコードの例)表示はレコードID順              
  |CC0126590196 (統合後の和図書所蔵ID。識別子部分が旧洋図書のCCと同一)     
  |CC0133528385 (同上)                            
  | CD0031095074 (統合前の和図書所蔵ID。識別子部分がCDのため,表示順が下になる)
  |CD0176845061 (同上)                           
  |  * この場合,CDで始まる所蔵レコードの先頭のものが最初のレコードです。   
 └──────────────────────────────────────┘
  また,図書・雑誌書誌の簡略表示,雑誌所蔵表示でも同様の表示順となります。

(2) AKEY作成方法
 書誌作成時のAKEYの作成方式は,次のようになりました。
 ┌──────────────────────────────────────┐
  |TTLLがjpn でTRにヨミがある場合は和図書タイプのAKEY(1・3・5 および3・1・1・1 ) 
  |を,それ以外の場合は洋図書タイプのAKEY(3・1・1・1 )を作成します。       
 └──────────────────────────────────────┘
 よって,AKEYが正しく作成されるよう,必ずTTLLを入力するようにして下さい。

 また,PTBLリンク作成時(Linkto Parent コマンド使用時)の親書誌検索用AKEYの作成
方式は次のようになりました。
 ┌──────────────────────────────────────┐
  | PTBLのヨミがある場合は,そのヨミから洋図書タイプのAKEY(3・1・1・1 )を,ヨミが
  |ない場合は,データの先頭から洋図書タイプのAKEY(3・1・1・1 )を作成し,親書誌を検
  |索します。                                 
 └──────────────────────────────────────┘
 よって,和書で,リンク前のPTBLフィールドにヨミがなかった場合,これまで作成され
たAKEYとのズレが起こるためヒットしません。LINKTO PARENT時は,必ずカタカナでヨミ
を入れるか,作成されたAKEYを削除して検索しなおすかして下さい。
 なお,LINKTO PARENT 時のAKEY自動作成については,廃止の方向で検討中です。

(3) 書誌IDによる検索
 書誌IDによる検索を行う時,書誌IDの先頭のアルファベット2桁の識別子を省略すると,
その画面の既定値をセットし検索します。よって,和図書検索画面から和洋統合後の和図
書を検索する場合は,「BA〜」を先頭につけないと検索できませんので注意して下さい。
 ┌──────────────────────────────────────┐
  |和図書書誌検索画面  →  既定値「BN〜」|和雑誌書誌検索画面  →  既定値「AN〜」
  |洋図書書誌検索画面  →  既定値「BA〜」|洋雑誌書誌検索画面  →  既定値「AA〜」
 └──────────────────────────────────────┘

 以上については,オンライン・システムニュースレター No.57,No.58 の関連記事も参
照して下さい。
No.57関連記事 No.58関連記事
(4) 和洋間重複書誌について(図書)
  従来,和洋双方のファイルに登録されていた同一書誌については,重複書誌とみなし,通
常と同様の処理をします。原則として先に作成された書誌を採用しますので,ID番号の大小
で単純に判断できないケースではCRTDT等も参考にして下さい。
 また,このようなケースでは,必ず規定の情報源のコピーを添えてご報告頂けるようお願
いします。
 例外として,これまでも和洋双方のレコード作成を認めてきた中国書,韓国・朝鮮語資料, 
音楽資料については,統合はしませんのでご注意下さい。

  今回の和洋統合に伴う,利用マニュアル等の改訂については,順次対応してゆく予定です。