オンライン・システム・ニュースレター No.60 (1997.09.30)


新CAT/ILLへの対応状況: 目録所在情報サービス利用に関するアンケート調査結果の最終報告


平成9年4月に実施した上記アンケート調査結果については,本誌前号(No.59)で概要 を報告しました。今回は,その後いただいた回答を含め,さらに一部再確認調査を実施した 結果を最終報告としてまとめ,新CAT/ILLへの対応状況として紹介します。 調査にご協力いただいた方々には,あらためてこの場を借りてお礼申し上げます。

1. 依頼数・回答数

アンケート対象は,目録所在情報サービス既接続510機関と接続予定80機関でした。回答 率は88%になっています。

機関種別発送数回答数回答率
国立大学989294%
公立大学413585%
私立大学27625191%
共同利用機関12975%
私短・高専877789%
その他765370%
合計59051788%
2. 利用端末台数の年次計画 現行サービス・新サービスに対応する端末台数の年次計画,新サービスに対応する機関数 を回答全体で集計しました。前回の報告と異なり,具体的な計画がないと回答の機関につい ては,「対応未定」として集計しました。

平成9年平成10年平成11年平成12年平成13年平成14年
現行サービス対応4,4952,4091,6311,171384305
対応未定01,7752,2762,5772,8112,840
合計台数4,7545,1155,1545,1925,2135,293
新サービス機関数3379101118134136

また,平成14年度時点での新サービス対応端末台数の比率を,機関種別に示します。

機関種別合計台数新サービス比率
国立大学1,8701,06257%
公立大学2833713%
私立大学2,65290334%
共同利用機関652538%
私短・高専1704124%
その他2538032%
合計5,2932,14841%

対応未定の機関のうち12機関をサンプリングし,再度調査を行ったところ,「現時点でメ ーカーの対応が明確でないから」,「新サービスの具体像が分からないから」という理由が 大半でした。
しかし,再調査を行った機関のすべてが,「方向としては新サービスに対応したい」との 意向であったことからも,今後より一層メーカーの対応状況の把握に努め,新サービスの広 報を進めてゆきたいと考えています。
3.接続形態・プロトコル 現行および通信回線変更後(概ね3年以内)の接続形態とプロトコルを示します(複数回 答あり)。

●接続形態
現行機関数変更後機関数
Internet311Internet386
・SINET(210)・SINET(277)
・地域ネット等(101)・地域ネット等(109)
学情パケット131学情パケット78
DDX−P48DDX−P31
INS−P42INS−P36
DDX−TP2DDX−TP1

●プロトコル
現行機関数割合変更後機関数割合
CATP7314%
VTSS48293%VTSS31961%
N−1397%N−110%
未定13225%
合計521100%合計525100%

メーカーによっては,西暦2000年をめどに,N-1あるいはVTSS対応図書館システムの サポートを止めるところもあるようです。できるだけ早急に,各図書館でNACSIS-CAT/ILL に関するメーカーの対応状況を確認していただくようお願いいたします。

(図書目録情報係)