オンライン・システム・ニュースレター No.60 (1997.09.30)


Webcat Q&A


総合目録データベースWWW検索サービス(Webcat)は,総合目録データベースのサーバ移行の段階で実現可能となったものであり,その意味では新CATシステム開発の副産物であるといえます。このWebcatは,平成9年4月からの試行サービス公開以来,多くの研究者や図書館関係者に好評をもって迎えられており,現在,毎月その利用が増加している状況です。
今回は,このWebcatに関してよせられた質問の中から,皆様の関心の高いと思われるものを,回答とともにご紹介します。


Q1 データ内容は,いつ時点のものか?NACSIS-CATのデータとの違いは?

A1 基本的には,NACSIS-CATの総合目録データベースと同等の最新データを検索できます。ただし,Webcatでは24時間サービスを可能とするために,次のような2種類のDBを運用しており,若干データの基準日が異なります。


  ●
→ → → → → → → → →  → → → →
(1) CAT業務時間帯(月〜金) → バックアップDB(前週木曜日業務終了時のもの)
(2) CAT業務時間外(土〜日) → 業務用DB(直前の金曜日業務終了時のもの)



Q2 試行サービス以降,どうなるのか?

A2 試行サービスで利用傾向の調査やシステム的な評価を行った後に,本サービスに移行する予定です。現在のところ,データベース内容や検索機能はそのままで移行することを計画しています。



Q3 NACSIS-IRとの違いは?

A3 NACSIS-IRでは,複数検索集合間の演算や言語コードを指定した検索あるいは複数データベースの統合検索など,Webcatにはない高度な検索が可能となっています。また,大量の検索結果を一覧することも,NACSIS-IRでは可能です。



Q4 自分のホームページからWebcatにリンクをはってもよいのか?

A4 リンクは自由に行っていただいて構いません。ただし,リンク先が学術情報センター(NACSIS)であることを明記するようにしてください。



Q5 200件以上の書誌簡略表示ができないのか?

A5 実務上,数百,数千の大量書誌データを一覧する必要性は低いこと,大量データの転送と表示はWebcatシステムへの負荷につながることから,表示件数を200件に抑えています。200件以上の表示が必要な場合は,NACSIS-IRをお使いください。



Q6 自館の所蔵データが表示されないのはなぜ?

A6 システムへの負荷軽減を考慮して,現在,所蔵データの表示件数を200件に抑えています。よって,所蔵データが200件以上ある図書や雑誌については,自館のデータが表示されないというケースもでてきます。
しかしながら,所蔵データ全件を見たいという要望も多く,データ量の上限を想定したシステム改善が可能であることから,全件表示を可能とする改善を平成9年度内に行う予定です。改善の日程が決まり次第,またお伝えします。



Q7 書誌データの表示順は?

A7検索された図書・雑誌のタイトル順に表示しています。200件以上の場合は,データベースから順不同に抽出された200件の中で,タイトル順に並べて表示しています。



Q8 所蔵データの表示順は?

A8その資料の所蔵館の「略称」の文字コード順に表示しています。つまり,アルファベット→かな→漢字(漢字はJISコード順)の順になります。

(例)   「ICU」      
         「アジ研」
         「一橋」
         「東大総」    *左記は降順になります

(図書目録情報係)



新CAT/ILLシステムやWebcatに関する質問は,以下のメールアドレスで受け付けています。ご質問に対しては個別にお答えしますが,内容によっては本誌Q&Aに掲載させていただく場合もあります。

catadm@op.nacsis.ac.jp