オンライン・システム・ニュースレター No.62 (1998.03.20)


韓国・朝鮮語資料の登録方法


 『目録情報の基準』2.2.1(4)では,韓国・朝鮮語資料の当面の登録方法の一つとして,日本語への翻訳形での登録という方法を示していますが,この方法で登録した場合,翻訳形にユレが生じ,書誌の同定作業に支障を来たす恐れがあるとの問題点が指摘されていました。そこで,平成9年度の総合目録小委員会において検討を重ねた結果,今後日本語の翻訳形で登録する場合は,以下のような規則に従ってデータ記入を行うことにいたしました。

  1. ハングル表記を漢字表記,カタカナへの翻字または日本語への翻訳によって置き換えた場合は,置き換えた部分を角括弧で囲みます。

  2. 置き換えた部分については必ず注記することにします。したがって,置き換えに関する注記がなく,単に角括弧に囲まれている場合は,補記であると判断されることになります。置き換えた部分が補記である場合は,置換えを行い,かつ補記も行ったことを注記することになります。
以下に例を示します。

例)

  1. データ要素の一部が置き換えられている場合
    TR:韓国古代国家形成時期[の]考古学的研究
    NOTE:本タイトル中の[の]はハングル表記

  2. データ要素全体が置き換えられている場合
    PUB:[釜山]
    NOTE:出版地はハングル表記

  3. 補記でもあり置き換えでもある場合
    PUB:[ソウル]
    NOTE:出版地はハングル表記,前書きによる補記

  4. 置き換えが複数のデータ要素に渡る場合
    TR:[セキル]新書
    PUB:[ソウル] : [セキル]
    NOTE:本タイトル中の[セキル],出版地及び出版者はハングル表記

  5. 置き換えたデータ要素,エリアが多岐に渡る場合
    NOTE:情報源の表示はハングル表記を含む
 なお,これは,韓国・朝鮮語資料の正式な登録方法が決定するまでの,暫定的なものであるということをご了承ください。

(図書目録情報係)