オンライン・システム・ニュースレター No.63 (1998.06.30)


新CAT/ILLシステムQ&A(2)


 今回は,平成9年度に行った新CAT/ILL説明会開催時とその後にいただいた御質問を中心に紹介します。なお,新CAT/ILLシステム関係の最新情報については,新目録所在情報システムホームページhttp://www.cat.op.nacsis.ac.jp/INFO/newcat/index.htmlも御覧ください。


Q1:なぜ現行システムを止めるのでしょうか?
A1:将来的に,メーカによる現行システムのサポートが保証されないためです。これ以上の接続端末数の増加に,現行システムが対応できないことも,理由の一つです。現在,汎用機で多く使われている通信方式のN1やVTSSプロトコルも,将来的には保証されません。


Q2:移行できないユーザは利用できなくなるのですか?
A2:学術情報センターでは,平成16年までに全てのユーザに新CAT/ILLシステムに完全移行していただきたいと考えています。そのためにも,早めに広報を行い,移行への御協力をお願いしています。


Q3:新システムを利用するための手続きはどうなっていますか?
A3:上記ホームページ中の「業務サーバの利用について」に従い,利用予定年月日,利用予定端末台数,連絡担当者などを利用開始前に知らせていただきます。


Q4:利用者IDは,現行システムと同じものですか?
A4:現行システムと同じ利用者IDで利用が可能です。更に必要であれば,従来通りのID追加申請の手続きを取ってください。


Q5:研修は再度受ける必要がありますか?
A5:新システムに対応した講習会では,総合目録の基本的考え方やデータの構造や内容,データの入力基準などを習得するのが目的となります。これは,従来の講習会で行ってきたものと同じですので,再度講習会を受ける必要はありません。
新システムでのクライアントの操作方法については,各メーカクライアントのマニュアルなどを参照していただくことになります。


Q6:導入のための経費はどのくらいかかるのですか?
A6:システム構成や機器によって異なるので一概にはいえませんが,パソコン中心の構成がとれるので,汎用機やUNIXに比べると導入経費を低くすることができます。


Q7:最低限どのような機器が必要となりますか?
A7:パソコンとインターネット接続機器(LAN,LANカード,10BASE-Tケーブルなど),新システム対応ソフト(クライアント)が最低限必要となります。


Q8:インターネット接続のパソコンがあるだけでよいのでしょうか? Macintoshでも可能でしょうか?
A8:新システム利用のためには,各メーカが開発したクライアントソフトが必要です。よって,機器構成については,各メーカ毎に異なることになります。現在の開発状況を調査した結果では,Windows95/NTかUNIXでの開発となっています。Macintoshでの利用については,メーカ側との相談が必要です。


Q9:ローカルシステムも新システム対応に改造しなくてはならないのですか?
A9:新CAT/ILLシステム対応クライアントを利用することになった場合,図書館システム側とのデータ交換を行う「つなぎ」の部分の改造が必要になると思います。これも,開発メーカーが対応を考えなくてはならないものですので,各図書館システムメーカーに確認する必要があります。


Q10:通信経費は現行システムに比べて増えないですか?
A10:通常の業務であれば,通信データ量は少なくなるはずです。現行システムの仮想画面単位のデータ量に比べると,レコード単位という少量の通信となるためです。
インターネットですから,通信量の増減は料金に影響しませんし,ホームぺージなどの画像のやり取りに比べると通信量は格段に低いので,通信経費の問題はないと思います。


Q11:学術情報センター開発のクライアントは利用できますか?
A11:平成10年夏には公開する予定です。ただし,講習会やデモでの利用を想定して開発しており,図書館システムとのデータ交換を行うための機能は備えていないので,実業務で利用できるとは限りません。
ただ,学術情報センターのクライアントはJAVAのAppletで動作しますので,誰でも利用することができます。これをシステム開発の参考にしてください。ソースの配布は,現在のところ考えていません。


Q12:現時点で接続するなら,新システムでなくてはならないのですか?
A12:平成16年には,現行システムによるサービスを廃止する予定です。それまでの間に,新システムへの切り替えを計画するのであれば,当面は現行システムという選択もあります。新システムの導入を前向きに検討してくださるようお願いします。


(図書目録情報係)