オンライン・システム・ニュースレター No.65 (1998.12.25)


新システム対応クライアント紹介(その2)


第2回目である本号では,新日鉄情報通信システム株式会社の「ENICAT/ILL」と(株)日立製作所の「LOOKS21」を紹介します。

 

ENICAT/ILL

  1. クライアント名称:ENICAT/ILL
  2. 開発:新日鉄情報通信システム株式会社(ENICOM
  3. クライアントの種類:総合クライアント
  4. 動作環境:Windows95
  5. 運用開始:CAT(平成10年4月)ILL(平成10年10月)
  6. 利用図書館(業務利用を開始している館):大分県立看護科学大学ほか
  7. 画面例(CAT):
  8. 特徴(CAT):
    • 検索結果を集合として5つまで保存する。各検索結果を利用する際(絞り込みなど),各検索の検索条件も一覧できる。
    • レコードの修正・登録において,各フィールドの入力レベル(必須かどうか)が表示される(画面レイアウトについては大幅に改訂予定)。
    • コード類の入力が,ポップアップとキーボード入力の両方で行える。
    • タグクリックで,検索画面→検索結果(各検索結果の集合について,件数と検索条件を表示)→一覧表示→詳細表示を行き来できる。
  9. 画面例(ILL):
  10. 特徴(ILL):
    • 従来の,「目録検索→ILLレコード作成」の流れと異なり,「ILLレコード作成→各項目を埋める形で目録を参照」の流れになっている。
    • データの更新は,先に実行したいコマンドを選択してから行う。入力レベルとともにフィールドを表示するためである。
    • 状態別のレコード件数一覧を,処理画面とは別に独立して表示させることもできる。
    • 詳細表示時,編集可能時,更新レコード確認表示時の文字の色をそれぞれ変えて表示する。

 

LOOKS21

  1. クライアント名称:LOOKS21
  2. 開発:(株)日立製作所
  3. クライアントの種類:総合クライアント
  4. 動作環境:Windows95
  5. 運用開始:平成10年5月
  6. 利用図書館(業務利用を開始している館):東京工業大学,愛知大学ほか
  7. 画面例(CAT):
  8. 特徴(CAT):
    • 現行のXUIPの画面イメージ,画面遷移を踏襲している。
    • コマンドも現行のCATに準拠しており,ファンクションキーでの操作を基本に想定している。プルダウンメニューからも選択できる。
    • 書誌詳細表示では,コードブロックと記述ブロックを分けて表示する。
    • 編集は,フィールド毎に別ウィンドウを開いて行う。
  9. 画面例(ILL):
  10. 特徴(ILL):
    • 画面毎に,その業務にあったボタン(ファンクションキー)が用意されている。
    • CATでは,ほとんど現行のCATの画面イメージを踏襲しているが,ILLでは,LOOKS21独自の,関連フィールドをまとめた画面設計としている。
《注意事項》
・各クライアントは,新システムクライアントの特徴である図書館システムとの連携機能を持ちますが,各図書館の仕様に応じて変更が加えられることがありますので,本連載では扱いません。
・検索項目,レコード表示仕様、検索対象ファイル等については,各利用者が設定できる場合が多いようですので,この部分についても言及していません。
・紹介するクライアントは,変更が加えられる場合もありますので,最新の情報については,各メーカーにお問い合わせください。
各メーカーの新システム対応クライアントの開発状況及び問い合わせ先は,以下のURLに常時掲載していますので,参考にしてください。
URL: http://www.nii.ac.jp/CAT-ILL/contents/system_maker.html

(図書目録情報係)