NACSIS-CAT/ILLニュースレター1号(2000.8.10)

 

ISO ILLプロトコル対応に伴うILLシステムの変更    

1. ISOプロトコル対応の内容

   「オンライン・システムニュースレター」No.69でお知らせしたとおり,現在,ILLシステムのISO ILLプロトコル(以下,ISOプロトコル)への対応作業を進めており,平成13年度中には,ISOプロトコル対応のテストサーバを立ち上げる予定です。
   現時点で判明しているISOプロトコル対応の概要は,次のとおりです。
   (1)
新ILLシステムと旧ILLシステム,両方からの利用を可能とする。
   (2)
依頼先は,BLOCLC,RLG等を想定する。ただし,BLの場合,従来方式の外部依頼先である「BLDSC」とISOプロトコル対応の依頼先の略称は区別できるようにする。
   (3)
ISOプロトコルに対応している機関(例えば,OCLC,RLG等)からの受付も,システム的に可能とする(ただし,会計処理は今後の課題)。
   (4)
基本的に,これらの機関とのILL処理では,「外部依頼中」ではなくILLシステム参加館同士の処理のように「処理中」,「発送」等の状態で管理する。

   これに伴い,ILLシステムに以下の変更が必要となりました。
   ・ILLレコードと参加組織レコードにフィールドの新設を行う(依頼先機関フィールド,ISOプロトコルバージョンフィールド,通貨フィールド,電子的配送先アドレスフィールド等)。

2.図書館側の対応

   ILLシステムの変更に伴い,各参加館でお使いの新ILLクライアント,図書館システムにも影響が出ることが予想されます。以下の点について対応の準備をお願いします。

   (1) 新ILLシステム
   新ILLシステムにおいては,ISOプロトコル対応用のスキーマバージョン(「CATPサーバ実装仕様解説」URL:http://www.nii.ac.jp/CAT-ILL/INFO/newcat/jissou_siyo/catp11-kai.htmlを参照)を設定する予定です。これによって,以前のスキーマバージョンの新ILLクライアントでは,新設フィールドのデータを取扱うことができず,プロトコル対応の外部機関との依頼・受付は不可能となります。これらの問題を解決するためには,クライアントの対応がISOプロトコル対応用スキーマバージョンを取扱えるようにする必要があります。
   (2) 旧ILLシステム
   旧ILLシステム(UIP,XUIP)の場合は,システムの修正なしでISOプロトコル対応の外部機関との依頼・受付が可能です。
   ただし,新設フィールドが図書館システム側に与える影響について,図書館システム開発メーカに確認してください

   新設フィールドや状態遷移等の詳細については,改めてお知らせします。

(計量情報係

 

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