NACSIS-CAT/ILLニュースレター1号(2000.8.10)

 

中国語資料入力に関するQ&A   

   目録システムの多言語対応に伴い,中国語資料の入力を本格的に開始した図書館が増えてきました。今回は,それらの図書館で生じている既存レコードの修正に関わる運用上の取扱い等について解説します。旧システムや従来の新CATクライアントを使って中国語資料の入力を行っている図書館にも関わりがありますので,担当者への周知をお願いします。
   なお,このような質問と回答は,NACSIS-CAT/ILL Q&A DBで検索することができますので,御活用願います。
   また,御質問がありましたら,本号「目録情報に関する質問のWWWによる受付開始」の記事にある質問受付のページを御利用ください。

Q1:書誌レコードの修正(1)
「中国語資料の取扱い」によれば,既存書誌レコードは,現行の文字コードをUCSコードに変換し,総合目録DBに格納するとあるので,これについては所蔵登録をするだけでよいのでしょうか。
A1:平成11年12月のDB移行作業でUCSコードに変換したのは,次のものです。
   ・現行の文字コードを,そのまま対応するUCSコードに変換
   ・◆D(大漢和番号),◆K(広漢和番号)などの外字を,対応するUCSコードに変換
書誌レコード作成時に,日本漢字に置き換えられているものは,元の漢字が分かりませんので,そのまま現行の日本漢字を対応するUCSコードに変換しました。
これらを,本来の簡体字等に置き換える作業は,各図書館側で行っていただくより方法はありません。
よって,このような書誌については,所蔵登録だけでなく,書誌修正も必要となります。また,ピンイン入力についても,NIIで行う予定はありません。これも各図書館でお願いします。
Q2:書誌レコードの修正(2)
標題紙が簡体字表記の中国書でも,NACSIS-CATには日本漢字に置き換えて作成されている書誌レコードが多くありますが,こうしたレコードにヒットした場合,(1)TR/PUBフィールドなどのデータを簡体字に修正してよいものでしょうか。(2)修正してよいとするのであれば,修正指針のようなものはどうなっているのでしょうか。発見館修正可でしょうか。
A2:情報源を元に,表示のままの文字(簡体字)に修正してください。
現在の「修正事項一覧TR(4)外字、翻字、字体の修正」等に該当しますので,発見館修正可となります。
字体の書換えは,レコード調整の対象となりません
ので,作成館からの情報源取り寄せは不要です。
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