NACSIS-CAT/ILLニュースレター10号 (2003.3.17)


和漢古書の取扱い及びアラビア文字資料の取扱い
に関する検討


   平成12年度から総合目録委員会(現:図書館情報委員会)の下に「古籍の取扱いに関する小委員会(現:和漢古書等の取扱いに関する小委員会)」を設置し,和漢古書整理の経験者及び有識者の方々を委員として検討を行ってきました。また,平成14年度からは,「アラビア文字資料の取扱いに関する小委員会」を設置し,アラビア文字資料の取扱いについて検討を続けています。
   以下,各小委員会での検討状況と今後のスケジュールについて報告します。

1.和漢古書の取扱いについて
   本誌6号で「和漢古書に関する取扱い(案)及び解説」を,本誌7号で「和漢古書に関するコーディングマニュアル(案)」を公開し,各参加機関からの御意見を求めました。平成14年度「和漢古書等の取扱いに関する小委員会」ではこれらの意見をもとに,再度,検討を行い,「和漢古書に関する取扱い及び解説」,「和漢古書に関するコーディングマニュアル」の最終案をまとめました。
   平成14年度第3回図書館情報委員会にて,承認を得た後,本誌次号(平成15年6月刊行予定)及びホームページ上で各々を公開します。
   現在,国立情報学研究所では,コーディングマニュアル本体部分について,目録システムの多言語対応に合わせた修正作業を進めているところです。「和漢古書に関するコーディングマニュアル」についても,本来は,本体に組み込んだ形で公開すべきものと考えますが,和漢古書の担当者の作業の便を考慮し,本体部分からの「抜粋集」という位置付けで,本体の修正に先行して,「コーディングマニュアル(和漢古書に関する抜粋集)」として公開する予定です。

2.アラビア文字資料の取扱いについて
(1) 経緯
   平成13年度第2回総合目録委員会において,中国語,韓国・朝鮮語資料の検討に続き,アラビア文字資料についての検討を進めることが了承されました。また,国立情報学研究所では,文部科学省・科学研究費補助金による研究プロジェクト「イスラーム地域研究」の中の「アラビア文字文献入力規則ワーキンググループ」(以下,「WG」という)とも連絡会を持ち,アラビア文字資料のNACSIS-CAT入力に関する諸問題について意見交換を行ってきました。
   平成14年度からは,「アラビア文字資料の取り扱いに関する小委員会」を設置し,アラビア文字資料を多く所蔵している図書館の担当者及びWGを中心とした研究者の方々を委員とし,具体的な取り扱いについての検討を行っています。
   平成14年度の検討内容について,簡単に報告します。




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