(例) [情報源の表記] [書誌データの記述] [登録後の表示]
 


   ペルシャ語等の資料において、人名を含む複合語、および接頭・接尾辞を含む一文節の語末以外の文字を後続しない語末形にすることで、意味上の区切りを視覚化する場合がある。この区切りは語単位の区切りとしてのスペースとは異なり、複数の要素が結合されていることを示すものである。このため、情報源において文字の語末形が単語の語末以外に用いられている場合は、ZERO WIDTH NON-JOINER(UCSコード200C)を挿入することで、表記上の区切りを再現することとした。
   ただし、接頭辞、接尾辞には必ずしも区切りを要しないものもあるため、本記述に該当する文字列を検索する場合、検索語としてこの区切りを省略、あるいはスペースで代用することが想定される。検索漏れの危険性を考慮し、区切りの有無に関わらず検索できるように目録のシステムの改造を実施する。

5.翻字形の取扱い
   アラビア文字資料の書誌レコードにおいては、ALA-LC翻字形をその他のヨミとして記録する。
            (例) タイトルおよび責任表示(TR)フィールド
 
            (例) その他のタイトル(VT)フィールド
 
            (例) 内容注記(CW)フィールド
 

   アラビア文字の書誌レコードにおいては、ローマ字翻字形は、ALA-LCの翻字形を基本とし、その他のヨミ(TRYR、VTVR、CWVR)フィールドに入力することとした。
   これは、VT:RMでは該当フィールドのローマ字翻字形データの入力に対応しきれないためであり、また、今後の多言語運用において、分かち形を入力すべき言語がありうることを視野にいれ、その他のヨミフィールドをローマ字翻字形のフィールドとするのが適切な方法であると判断したためである。
   このことにより、既存データの該当フィールドに入力されているローマ字翻字形データを、アラビア文字の書誌レコードにおいても引き継ぐことができる。また書誌レコード内において、アラビア文字データと、それに対応するローマ字翻字形データとの対照性が確保される。

6.典拠の扱い
   ALA-LC翻字形を標目形とする。なお、アラビア文字による標目形の記録については、他の洋書誌諸言語の多言語対応状況等も考慮し、必要に応じて検討する。

7.既存データの取り扱い
   既存データについては、本取扱いにもとづき修正可能な参加館が修正を行う。



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