NACSIS-CAT/ILLニュースレター17号 (2006.3.31)


雑誌書誌レコードタイトル変遷における
「軽微な変化(マイナーチェンジ)」への対応について



  2002年に国際標準書誌記述(以下,ISBD)が改訂され,逐次刊行物のタイトル等の変化において,新規書誌レコード作成をしない「軽微な変化(マイナーチェンジ)」の適用範囲を拡大し,また「疑わしい場合は軽微な変化とみなす」ことでタイトル変遷による新規書誌レコード作成を抑制する方向性が提示されました。

  ISBDの方向性に準じる形で,2002年に英米目録規則第2版(以下,AACR2)の改訂が行われ,また2005年8月に「日本目録規則1987年版改訂2版追加及び修正第13章継続資料(旧第13章逐次刊行物 改訂版)」が刊行されました。

  国立情報学研究所では,平成16年度より「継続資料の取扱いに関する小委員会」を設置し,同小委員会はNCR87R及びAACR2の改訂に伴う逐次刊行物タイトル変遷(軽微な変化)の総合目録データベースへの導入・適用について,基本方針を下記のとおりとしました。


  基本方針

和雑誌のタイトル変遷の基準は,NCR87R第13章改訂版に準拠し,軽微な変化は変遷とせず同一レコードとして扱う。

洋雑誌のタイトル変遷の基準は,AACR2 2002年版に準拠し,軽微な変化は変遷とせず同一レコードとして扱う。

軽微な変化は原則として遡及的には適用しない。既存の書誌レコードに対する遡及的な統合や,変遷マップの遡及的変更は実施しない。
適用開始時期は,コーディングマニュアル6章和雑誌書誌レコード,7章洋雑誌書誌レコードの改訂とあわせ,平成18年4月とする。

  雑誌タイトル変遷における「軽微な変化」に関連する具体的な書誌レコードの記述については,本号付録のコーディングマニュアル6章,7章を御覧ください。


(目録情報管理係)


前ページへ
26

次ページへ