タイ文字資料に関する取扱い及び解説

(平成18年3月31日版,平成18年6月より適用)

  本取扱いでは、タイ文字資料の運用開始にあたり、書誌レコード作成上、これまでの運用と大きく異なる点を中心に取りまとめた。各事項の具体的なデータ記入の方法については、別途作成している「コーディングマニュアル」で規定する。

1. 適用範囲

  本取扱いは、タイ文字で書かれた資料を対象とする。

2. 適用する目録規則

  タイ文字資料の登録においては、「英米目録規則第2版(1988年改訂、1993年修正)」を適用する。

3. 目録用言語

  タイ文字資料においては、目録用言語として英語を用いる。ただし、必要に応じて、目録対象資料の本文の言語を目録用言語として使用できる。

4. 記述に用いる文字

 転記の原則に従い、原則として、記述対象資料に表示されているままの字体(タイ文字)を使用する。

  タイ語において使用される声調記号及び黙字記号は、検索キーとしては各々の記号を付さないことが想定される。検索漏れの危険性を考慮し、声調記号及び黙字記号の有無に関わらず検索できるように、目録システムの改造を実施する。

  また、アラビア文字資料では固有の数字をいわゆるアラビア数字に置き換えて入力する事とし、固有の数字が入力された場合にはアラビア数字として格納されるよう目録システムの改造を行った。それに対して、タイ文字資料では、数字についても転記の原則を適用し、巻冊次、親書誌番号など英米目録規則およびコーディングマニュアルで定める特定のフィールドを除いて、書かれている通りの文字種で記述することとした。また、検索時にはいわゆるアラビア数字で検索される可能性を考慮し、数字の種別にかかわらず検索できるように、目録システムの改造を実施する。

5. 原綴分かち書きの取扱い

  タイ文字資料においては、原綴の分かち書きをヨミフィールドに記録する。

  分かち書きの単位は、ALA-LC翻字表の分かち書きルールに従い、原則として単語単位とする。

  タイ文字の書誌レコードにおいては、単語単位の検索を可能とするため、原綴の単語単位の分かち書きをヨミフィールド(TRR、VTR、CWR)に記録することとした。
  なお、分かち書きをしないのがタイ語の一般的な原則であるが、資料に書かれたタイトルに分かち書きされた部分がある場合は、書かれている通りの形を記録した上で、分かち書きをしない形は、必要に応じてVTに記録することとする。



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