NACSIS-CAT/ILLニュースレター2号 (2000.12.25)
「目録で今の操作は大丈夫?」
   最近,NACSIS-CATの操作で,「えっ,そんなことをしているの」という初歩的な操作ミスが目につきます。講習会を受講した方であれば,本来行うことのない操作ですので,十分注意してください(講習会の説明が悪いのかな...)。では,最近の事例から。

事例 1) 書誌レコードが全く違う書誌に書き換っている!

   修正してしまった図書館に連絡すると,大体は「どうしてそうなったのか分からない」という声がかえってきます。どうしてなんでしょうね?
   こちらで推定するところでは,
  • 修正(EDITコマンド)と流用入力(COPYコマンド)を間違えた。
  • ローカルのみの修正のつもりが,NC(BOOK/SERIAL)そのものを書き換えた。
というようなことが原因のようです。
   特に新CATクライアントでは,ローカル作業とNACSIS-CATの作業とが,シームレスに行えるという利点を持つものがあります。これにより「ついうっかり」と間違った操作をしてしまう危険があるようですね。
   書誌Aの内容を書誌Bに書き換えてしまった場合,次のように非常に大きな問題となることは,間違った本人の方もよくお分かりだと思います。
  • 間違った書誌内容(B)に対して所蔵が登録されてしまう。
  • また別にAの内容の書誌(重複書誌レコード)が作成されてしまう。
   また,時間がたてばたつほど誤修正の影響は大きくなり,レコード調整も困難となります。「おかしい」と思ったら他人事と思わずに,速やかにコンテンツ形成管理係(図書)または文字情報係(雑誌)に御連絡ください。

事例 2) 削除予定レコードなのに所蔵レコードがリンクされている!

   コンテンツ課では,週に1度,図書書誌ファイル中の「削除予定レコード」をデータベースから削除する作業を行っていますが,なぜか毎回,次のようなエラーレコードが全体の約1割も発生しています。
  • 館の所蔵レコードを削除せずに,書誌だけ「削除予定レコード」に修正したもの
  • 他館の所蔵レコードがあるのに,書誌を「削除予定レコード」に修正したもの
  • 子書誌レコードとのリンクがあるまま,親書誌を「削除予定レコード」に修正したもの
   所蔵レコードや子書誌レコードとのリンクがまだ残っているレコードの削除を行ってはいけません。「削除予定レコード」への修正は,必ず,所蔵レコードとのリンクがないこと,子書誌レコードとのリンクがないことを確認の上,行うよう注意してください。詳しい注意点については,「目録システム利用マニュアル.登録編」(第4版)13.18(pp. 185-189)を参照してください。
    さて皆様,今一度,自館の目録作業における操作方法と誤修正の可能性について確認してください。「目録で今の操作は大丈夫?」

(コンテンツ形成管理係)

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