NACSIS-CAT/ILLニュースレター26号 (2009.2.27)


事例2) NOTEフィールドに記述した変遷注記

  変遷注記(BHNT)フィールドの記録は,各参加組織からの「変遷注記用データシート」による報告に基づき,NIIで行っています。NIIによってBHNTフィールドが記録されるまでの間,補助的にNOTEフィールドにタイトル変遷に関する注記を記録することができます(コーディングマニュアル6.2.7 NOTE F2.2)。
  NOTEフィールドに変遷注記を記録した場合は,変遷報告もNIIにお送りください。変遷報告が届かない限り,NIIでBHNTフィールドへの記録ができません。その場合,NOTEフィールドのタイトル変遷注記が残ってしまいます。総合目録データベースの品質向上のため,「変遷注記用データシート」による報告に御協力ください。

事例3) 雑誌所蔵自動アップロード機能による総合目録データベースの品質低下

  最近,多くの図書館システムは,雑誌のチェックインデータを元にしたNACSIS-CATの所蔵データ自動アップロード機能を備えています。これにより,雑誌の所蔵更新作業は大いに省力化されていますが,オンラインによる個別作業に比べ,登録時の確認が不十分な点も報告されています。
  具体的には,書誌レコードのVLYRフィールドと一致しない所蔵年次・巻次情報の登録や,本来所蔵を登録してはいけない「削除予定レコード」に対する所蔵登録などが発生しています。これらのことも総合目録データベースの品質低下に繋がりますので,アップロード作業後の確認作業をお願いします。

事例4) 雑誌の私家複製版の取扱い

  資料保存等の観点から,各図書館が所蔵雑誌をマイクロ化・電子化し,いわゆる私家複製版を利用者に提供することがあります。
  雑誌の私家複製版については,それ自体が刊行を目的としていないことから,NACSIS-CATでは個別の書誌レコードの作成は行いません。
  私家複製版を所蔵登録する際には,原本の書誌レコードに対して所蔵登録を行い,所蔵レコードのLDFフィールドに複製資料である旨や利用条件等を記録してください。
  ただし,頒布目的で複製した資料の場合は,別書誌レコードの作成が可能です。

(NACSIS-CAT担当)




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