NACSIS-CAT/ILLニュースレター27号 (2009.6.30)

グローバルILL(日米・日韓ILL)における注意事項

  グローバルILLでは,OCLC,KERISとの各システム間接続の関係で,NACSIS-ILLシステムの操作とは異なる注意が必要となります。

複写依頼業務における資料到着時のRECEIVEコマンド発行について

  グローバルILLでは,(1)[CLAIM]コマンド発行不可,(2)ReceivedAPDU送信後のレコード修正不可のため,複写の資料到着時の[RECEIVE]コマンド発行については,必ず到着資料,金額等に間違いがないかを確認してから実行してください。

(1)[CLAIM]コマンド発行不可
グローバルILLでは,到着資料について受付館に問い合わせるクレーム処理([RECEIVE]コマンド→[CLAIM]コマンドの発行)ができません。

(2)ReceivedAPDU送信後のレコード修正不可
複写業務では,[RECEIVE]コマンドを発行すると,ReceivedAPDUが送信されます。ReceivedAPDUがOCLC側,KERIS側で受信処理されるとレコードの修正はできなくなり,到着資料・金額等に間違いがあった場合,対応が難しくなります。
(貸借業務においては,[BORROW]コマンドを発行するとReceivedAPDUが送信されます。複写業務での[RECEIVE]コマンドと同様に[BORROW]コマンド発行の際は御注意ください。)

          ■参照:ILLシステム操作マニュアル ISO ILL プロトコル対応 第2版
              ○3.5及び5.5 資料が到着する(p.30,83)


              ○3.13及び5.11 到着資料について受付館へ問合せる(p.41,92)



[SEND]を実行し,OCLC参加館に資料を発送したが,いつまでたっても状態が「発送」のままで「到着処理中」にならない

(本項目については,「ILLシステム操作マニュアル ISO ILL プロトコル対応 第2版 Appendix 付録 A.2 困った時の対処法」にも同様の項目がありますが,平成20 (2008)年度の日米/日韓ILLシステムの改修(本誌25号)により,上記マニュアル該当箇所の記載内容は変更となりましたので,以下の本文と差し替えさせていただきます。)

日米ILLの受付館業務において,[SEND]を実行し,OCLC参加館に資料を発送しても状態が「発送」のままで「到着処理中」にならないことがあります。原因として,(1)MessageAPDUの受信,(2)OCLC参加館側でのRECEIVE未実行,(3)EXPIRY-DATE後の[SEND]処理が考えられます。




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