NACSIS-CAT/ILLニュースレター38号 (2014.03.20)


RDA(Resource Description & Access)に基づいて作成された
参照レコードの流用入力における留意点


  2010年に発表されたRDA(Resource Description & Access, 資源の記述とアクセス)は,英米目録規則第2版(AACR2)の後継にあたる目録規則です。すでに,米国議会図書館(2013年3月〜)や日本の国立国会図書館(洋図書)(2013年4月〜)では,RDAを目録規則として使用しています。そのため,現在,USMARCでは,RDAに基づいて作成されたレコードが主となっています。
  NIIでは,RDA準拠のレコードを適切にコンバートして参照MARCに取り込むために,コンバータの改修を行いました。これまで,RDA準拠のレコードについては,出版に関する情報がPUBフィールドに入らずREMに落ちてしまうという現象がありましたが,コンバータの改修により,平成26年1月7日(火)以降に参照MARCとして登録されたレコードにおいては,この現象は解消されています。
  しかし,これ以外にも,AACR2準拠のレコードと,RDA準拠のレコードには差異があります。現時点で,RDA準拠の参照レコードからNACSIS-CATへ流用入力を行う場合には,目録情報の基準(第4版)の4.6.2を踏まえ,以下の点にご留意ください。


1) コンバータ改修以前(2012年6月頃〜2013年12月)に参照MARCとして登録されたレコードは,コンバータ改修後に参照MARCへの再登録は行っておりません。そのため,出版に関する情報(出版地,出版者,出版年)がPUBではなくREMに入っていますので,流用時に修正する必要があります。
2) GMD,SMDについては,RDAとは考え方が異なるため,正しくコンバートできていないことがありますので,現物を確認の上,適切なコードに修正する必要があります。
3) NACSIS-CATでは,洋図書・洋雑誌についての準拠すべき目録規則は,「英米目録規則第2版(1988年改訂,1993年修正,同2002年改訂,AACR2)」です。記述内容及び表記等について,AACR2とRDAでは差異がありますのでご注意ください。

  現在NIIでは,RDAのNACSIS-CATへの適用について検討を行っております。今後の対応については,NACSIS-CAT/ILLニュースレター,ホームページ等で広報します。





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