NACSIS-CAT/ILLニュースレター38号 (2014.03.20)

  平成26年度のレコード調整連絡から,VLYRの修正報告(国立情報学研究所で内容の検証が済んだもの)についても、お送りする予定です。ただし,終刊や巻次変更が発生した場合を除きます。
  ILLで利用する上でも,VLYRの範囲にあわせて所蔵レコードが適切に記述されていることは重要です。ご協力をお願いいたします。

3) E-mailやFAX等でのお問い合わせ


  NACSIS-CAT(雑誌)担当には,Q&A DB以外にもE-mailやFAX等で質問を寄せられることがあります。また,報告の送り状の要回答にチェックがあれば,質問として回答をお送りします。質問への対応を一元化するために,今後Q&Aシステム以外の方法で寄せられた質問にも,質問内容を転記して,Q&Aから回答いたします。質問をお受けし,Q&Aに登録した時点で受付のお知らせメールが送信されますが,ご了解くださいますようお願いします。(なお,受け付けた質問について,すべてを公開するものではありません。)

4) 最近のQ&Aから:軽微な変化か重要な変化か



本タイトルに含まれる団体名:『財団法人土佐山内家宝物資料館年報』→『公益財団法人土佐山内家宝物資料館年報』

   コーディングマニュアルのタイトル変遷の項6.0.1,7.0.1に,「本タイトルに含まれる団体の変化」は重要な変化(6.0.1 A1.1 (5),7.0.1A1.1 (3)),「団体名の表記の変化」は軽微な変化(6.0.1 A1.2 (8),7.0.1A1.2 (3))となっています。法人格を示す語が変わったことはどちらでしょう?このケースでは「土佐山内家宝物資料館」という団体自体は変わっていないわけですので,表記の変化と捉えることができます。 タイトルは,情報源上に表示されている通り転記するのが原則で,出版者のように法人格を示す語を省略することはしません。その他のタイトル(VT:VT)として『土佐山内家宝物資料館年報』も記述しておきましょう。

「他の語との関係が変化」って何?:『大阪市立大学学報. 号外』→『学報. 号外 / 大阪市立大学事務局 [編]』

  6.0.1 A1.2 (8)をもう少し詳しく見てみましょう。「本タイトルに含まれる団体名の表記に微細な変化,追加または削除があったり,他の語との関連が変化した場合は,軽微な変化とみなす」とあります。「他の語との関係が変化した」とは,この例のように,総称的タイトルと責任表示の関係が,タイトル中に団体名が含まれる関係に変化したことを意味します。このケースでは,より古い号が発見されたことによって,本タイトルを修正することになりましたので,NACSIS- CAT(雑誌)担当で書誌修正の上,レコード調整連絡にて所蔵館への連絡を行いました。

語順の変化は軽微な変化?:『支援教育資料』→『教育支援資料』

  「支援教育」が,「教育支援」に変わったことは,6.0.1 A1.1 (2)の「語順の変化がおこった場合は,重要な変化とみなす」に該当すると考えられます。6.0.1 A1.2 (4)の軽微とする「語順の変化」は,続く条件をお見逃しなく。「語の追加または削除が主題の変化につながらない場合」また,「語順の変化,語の追加または削除は,名称が列記されている部分における変化の場合のみ」軽微な変化と判断します。例えば,『論集. ドイツ文学・フランス文学・ロシア文学』が『論集. フランス文学・ドイツ文学・ロシア文学』といった場合は軽微とみなします。

(NACSIS-CAT担当)



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