NACSIS-CAT/ILLニュースレター39号 (2014.11.28)


総合目録データベースのデータ公開

  国立情報学研究所(以下NII)は,オンライン共同分担目録方式により全国規模の総合目録データベース(NACSIS-CAT)を構築・運用してきました。総合目録として作成されたデータは,参加館の図書館システムにダウンロードしてOPAC等に利用するとともに,NIIの検索サービス(CiNii Books)でも利用しています。
  一方で,昨今のオープンデータの取組みが世界的に進展していることにともない,数多くの図書館および関連機関が書誌データや典拠データの公開を開始しています。このような背景をうけて,第5回連携・協力推進会議(平成25年2月1日開催)において,NACSIS-CATのデータをオープン化する方向で検討することが了承されました。
  その後,下部委員会である「これからの学術情報システム構築検討委員会」で詳細を検討し,パブリックコメントを経て,「総合目録データベースのデータ公開方針」に沿って公開を進めていくことが第7回連携・協力推進会議(平成26年2月14日)において了承されました。


総合目録データベースのデータ公開方針
1. 総合目録データベースのデータの公開について
  総合目録データベースのデータのうち,書誌情報・所蔵情報・著者名典拠情報・統一書名典拠情報・参加機関情報について,対象ごとに公開範囲を定め,データの公開を行う。
  詳細については,「3 データ公開の運用について」記載の通り,決定することとする。
2. データ公開の主体について
  データ公開の主体は,目録所在情報サービス(NACSIS-CAT/ILL)を運営する大学共同利用機関法人情報・システム研究機構国立情報学研究所(以下,「国立情報学研究所」という。)が,参加館の付託を受け,データ公開の責任と権限を持つこととする。データベース自体のライセンスの主体も国立情報学研究所とする。
3. データ公開の運用について
  データ公開方法やデータ公開範囲の制限等,実際の運用に関しては,国立情報学研究所と連携・協力推進会議の付託を受けたこれからの学術情報システム構築検討委員会が,検討し,詳細を決定する。
4. クリエイティブ・コモンズのライセンスの適用について
  総合目録データベースのデータを公開するにあたり,個別のデータではなく,データベース全体のライセンスとして,「表示」(CC BY)を適用する。
  当面は,「表示」 2.1 日本 (CC BY 2.1 JP)を適用し,原則的にバージョンの改訂に追随することとする。(2014年9月24日現在,「表示」 4.0 国際 で公開中)
  なお,これは,参加機関が自機関のデータを利用・公開する場合に,ライセンスの表示を求めるものではない。
5. その他
  本方針,及び詳細な運用については,国立情報学研究所が周知・広報に努める。








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