NACSIS-CAT/ILLニュースレター4号 (2001.8.17)



NACSIS-CAT Z39.50ゲートウェイサーバの試行運用開始


  国立情報学研究所では,CULCON(日米文化教育交流会議)等からの要請を受け,日本の書誌データベースのアクセス改善,日米両国間のドキュメントデリバリーサービスの改善等に関して,NACSIS-CAT/ILLの国際対応を進めています。
  その一環として,OCLC等の海外書誌ユーティリティを始めとする海外機関から,総合目録データベースの検索利用を可能とするために,国際標準である情報検索プロトコルZ39.50(JIS X 0806)に対応した,総合目録データベース検索専用サーバのプロトタイプを開発し,平成13年6月から試行運用を開始しました。
  これにより,海外書誌ユーティリティや各図書館システムなどの既にZ39.50クライアント機能をもつ外部システムから,総合目録データベースを検索利用することが可能となっています。
  ただし,本ゲートウェイはZ39.50サーバ機能を提供するだけのものであり,利用する場合は別途Z39.50クライアント機能をもったシステムを用意する必要があります。
   Z39.50ゲートウェイサーバの詳細機能については,ホームページの解説記事を御覧ください。
(コンテンツ形成管理係)



REMARCの導入


  各図書館における遡及入力を支援するため,目録システムにREMARCを導入し,平成13年度中に参照ファイルとして利用可能にする予定です。
  REMARC(Retrospective Machine Readable Cataloging:遡及的機械可読目録)とは,米国議会図書館(Library of Congress)の書架目録(Shelf List)用目録カードを基にして作成された目録データです。
この目録データの導入により,従来,国立情報学研究所の目録所在情報データベースに登録されてきた1890〜1967年までのデータの約10倍に当る約420万件のデータが利用可能となるため,各図書館における遡及入力事業を大きく支援することができるものと期待します。
  データ内容及びデータ件数等は,以下のとおりです。
(1) 英語,ドイツ語,フランス語等の欧米諸語の図書の目録データ:約4,194,000件
(2) これらは,1890年から1967年までに米国議会図書館で受入れられたもので,現在のUSMARCに含まれていないデータである。
(3) ファイル名称はREMARCとする。
(4) 旧システムでの検索順は,DNMARC(ドイツMARC)の次とする。
  REMARC導入の詳細については,決まり次第,ホームページでお知らせします。
(コンテンツ形成管理係)



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