NACSIS-CAT/ILLニュースレター

No.46 2018.3.14

Table of Contents

1. NACSIS-CAT/ILLニュースレターのリニューアルについて

2. これからの学術情報システム構築検討委員会の活動について

3. 「これからの学術情報システムに関する意見交換会」の開催について

4. CAT/ILL関連マニュアルのPDF・Word版廃止

5. CiNii Booksと新日本古典籍総合データベースとのデータ連携開始のお知らせ

(NACSIS-CAT)

6. LCCNのチェック仕様変更の適用について

7. CJK互換漢字文字の登録について

8. 中国図書館分類法第4版,第5版のコードの追加

9. 著者名典拠レコードのTYPEへの新しいコードの追加

10. CATPのHTTPS通信の仕様について

11. NIIでの目録品質管理(14)

(NACSIS-ILL)

12. GIF終了にかかる参加館情報のメンテナンスについて

13. ILL文献複写等料金相殺サービス処理報告(平成29年度第2四半期~第3四半期)

(教育研修事業)

14. 平成29年度目録システム書誌作成研修 実施報告

 

Contents

NACSIS-CAT/ILLニュースレターのリニューアルについて

 ニュースレター41号からWebでの刊行のみになっていることから、Webでの見易さや操作性を向上させるため、NACSIS-CAT/ILLニュースレターのリニューアルを行いました。
 今後も、引き続き、ニュースレターでNACSIS-CAT/ILLに関する情報を発信していきます。

(NACSIS-CAT/ILL担当)

これからの学術情報システム構築検討委員会の活動について

 これからの学術情報システム構築検討委員会では、平成27年5月29日付で公開しました「これからの学術情報システムの在り方について」について、その後の委員会及び各作業部会の検討を経て、平成29年度に改訂作業を開始しました。具体的には、平成27年度版で掲げた統合的発見環境の実現に向けて、各機関がどのような体制でどのように業務を実施していけばよいのか、グランドデザインを描き、その上で改めて現時点での当面の課題を設定する予定です。
 電子リソースデータ共有作業部会については、昨年度末に公開した「電子リソース管理システムの利用可能性の検証について(平成28年度最終報告)」に続き、今年度、Library Service Platform(LSP、具体的にはEx Libris社のAlma)を使用して実施した検証報告を、今年度中に公開予定です。また、NACSIS-CAT検討作業部会については、「NACSIS-CAT/ILLの軽量化・合理化について(実施方針)」について、意見交換会でみなさまから頂戴したご意見を元に検討を重ね、一部方針に変更があった点について「「NACSIS-CAT/ILLの軽量化・合理化について(実施方針)」からの変更について」として平成30年3月14日付で公開いたしました。さらに、準備を進めている運用ガイドラインについて、来年度上半期に参加館のみなさまからご意見をいただく予定でおります。詳細は委員会Webサイトよりご確認ください。

URL:http://www.nii.ac.jp/content/korekara/archive/

(CiNii/新CAT担当)

「これからの学術情報システムに関する意見交換会」の開催について

 これからの学術情報システム構築検討委員会では、今年度、全国の図書館員等のみなさまにお集まりいただき、本委員会について最新の検討状況をご報告するとともに、意見を交換させていただくためのイベントを以下のとおり開催いたしました。多数ご参加いただき、また、事前・当日ともにたくさんのご意見・ご質問をお寄せくださり、ありがとうございました。

開催日・会場
会場 日程 意見交換時の意見・質問件数 参加人数
札幌 平成29年10月2日(月) 10名・16件 45名
福岡 平成29年10月13日(金) 15名・15件 59名
京都 平成29年12月1日(金) 26名・31件 107名
名古屋 平成29年12月8日(金) 10名・34件 83名
東京 平成29年12月20日(水) 11名・21件 137名
開催結果の報告

 当日資料及び開催結果(開催後に実施したアンケート結果の一部抜粋、事前受付のご質問・ご意見及び各会場でのご質問・ご意見とこれらに対する回答)については、意見交換会のWebサイトで公開予定です。

URL:http://www.nii.ac.jp/content/korekara/archive/event/forum2017.html

(CiNii/新CAT担当)

CAT/ILL関連マニュアルのPDF・Word版廃止

 NACSIS-CAT/ILLの関連マニュアルについて、平成28年度に紙版での提供を廃止して以降、一部のマニュアルについては、オンライン版としてHTML版とPDF版の両方を提供してきましたが、以下7点は平成30年度からはHTML版のみの提供に変更いたします。なお、コーディングマニュアルも含め、冊子体に対する改訂箇所として正誤表またはニュースレターの付録として配布してきましたPDFについても同様に廃止し、現在Web公開中のファイルは4月以降に順次削除いたします。

 また、以下22点はWord版の提供を停止し、Web公開はPDF版のみといたします。

URL:http://catdoc.nii.ac.jp/

(NACSIS-CAT/ILL担当)

CiNii Booksと新日本古典籍総合データベースとのデータ連携開始のお知らせ

 CiNii Booksと国文学研究資料館が構築する新日本古典籍総合データベースとの連携を開始いたしました。CiNii Booksの検索結果画面に新日本古典籍総合データベースへのリンクが追加され、電子化された本文画像のうち、CiNii Booksにも登録があるデータについて、直接アクセスして閲覧することができるようになりました。

URL:https://support.nii.ac.jp/ja/news/cinii/20171027

(CiNii担当)

LCCNのチェック仕様変更の適用について

  ニュースレター45号でお知らせした、以下の LCCNのチェック仕様の変更について、変更内容に間違いがあったため、以下の内容に修正の上、3月27日に実施します。

(変更後)
^[A-Za-z0-9\s]*$
※正規表現、\sは半角スペース
※簡単に言うと、データの先頭と末尾のスペースはサーバ側で削除されるので、変更後のLCCNは、1~16文字までの英数字で、先頭と末尾以外であれば、半角スペースを含んでいてもよい、という仕様

 図書館システム側の改修や改修したプログラムの適用が3月27日までに間に合わない場合は、ニュースレター44号に記載しておりますとおり、流用登録する場合にエラーとなった際、値を除去して登録するよう対応していただきたく、お願いいたします。

(NACSIS-CAT/ILL担当)

CJK互換漢字文字の登録について

 ニュースレター9号でお知らせしたCJK互換漢字文字の使用禁止について、3月27日にシステム改修を行い、下記のCJK互換漢字文字を登録可能にし、一部の文字については、漢字統合インデクスにおいて、CJK統合漢字文字への統合も行います。本改修により、これまで登録できなかった「﨑」等の文字が登録できるようになります。

CJK互換漢字文字 Unicode番号 統合先CJK統合漢字 Unicode番号
U+FA0E    
U+FA0F    
U+FA11 U+5D0E
U+FA13    
U+FA14 U+6B05
U+FA1F U+81D8
U+FA21    
U+FA23 𧺯 U+27EAF
U+FA24    
U+FA27    
U+FA28    
U+FA29    

(NACSIS-CAT/ILL担当)

中国図書館分類法第4版、第5版のコードの追加

 3月27日に、コーディングマニュアルの付録1.5に記載している分類表の種類コード表に、中国図書館分類法第4版、第5版を表す、「CLC4」「CLC5」を追加します。中国語の書誌を作成する際にご使用ください。

(NACSIS-CAT/ILL担当)

著者名典拠レコードのTYPEへの新しいコードの追加

 USMARCAに「家族」を表すコードを含んだデータが提供されているため、3月27日に、著者名典拠レコードのTYPEに「家族」を表すコード「f」を追加します。

(NACSIS-CAT/ILL担当)

CATPのHTTPS通信の仕様について

 NACSIS-CAT/ILLシステムの情報セキュリティ強化のため、3月27日から、以下のCATPの仕様で、HTTPSでの通信を可能にします。なお、HTTPでの通信は、従来のまま変更ありません。

 図書館システムにおいても、HTTPS通信への対応をお願いいたします。

(CATPのHTTPSの通信仕様)
HTTPでの通信と以下の点が異なる。他の仕様はHTTPと同じである。

(1) 通信ポート
 443番ポートを使用する。
(2) 改行コード
 HTTPSのリクエストおよびレスポンスのすべて(Start Line、Header Fields、空行、Message Body)の改行コードが、CR+LFになる。

(NACSIS-CAT/ILL担当)

NIIでの目録品質管理(14)

 目録品質管理の実際を紹介する第14回は、NACSIS-CATでの雑誌関係の事項についてご紹介します。

雑誌の書誌レコードを「削除」するには...  
 
 総合目録データベースに登録された書誌レコードを削除する場合、参加館は直接共有レコードを削除することはできませんので、リンクしているレコードがないことを確認してから「削除予定レコード」の定型に修正します。このことは図書も雑誌も同様です。今回は雑誌の手順について、『目録システム利用マニュアル』より少し詳しくご案内します。(目録システム利用マニュアル 4.5.6 雑誌書誌レコードを削除する http://catdoc.nii.ac.jp/MAN/CAT6/4_5_6.html

変遷リンクがあったら、ちょっと待った!

 所蔵レコードを削除したために、所蔵が0件になった場合には、通常書誌レコードを削除予定レコード化しますが、変遷関係がある場合には、削除予定レコード化せずに国立情報学研究所に報告してください。リンク先の書誌レコードのタイトルが「削除予定レコード」という現象が起こってしまいますので、ご注意ください。

Q&Aシステムに報告するの?

 削除予定レコード化した際に、どのように報告するか迷った、また、削除予定レコードにして良かっただろうかと確認したいケースもあるかと思います。リンク関係がないことを確認し、削除できると判断した場合には、削除予定レコードに修正してから、修正前後の画面コピーを添えて、e-mail・FAX等でご報告ください。雑誌の書誌作成・書誌修正・変遷報告と同様に、Q&Aに登録する必要はありません。

削除予定レコードにするには、TRとPUBを修正すればいい?

 ISSNやALフィールドなどの記述が残ったまま、TRとPUBフィールドのみ修正されるケースが見受けられます。入力必須4項目以外はすべて削除してください。システムが削除するまでの間に、ISSN等で検索にヒットしてしまいますので注意しましょう。レコードは下記項目以外は何も記入されていない状態にします。これは和洋共通です。
 TTLL:und TXTL:und TR:削除予定レコード PUB:削除

GIF終了にかかる参加館情報のメンテナンスについて

 昨年9月14日付でGIFプロジェクトチームから通知がありましたとおり、今年度末をもってGIFプロジェクトが終了し、日米ILLについて終了することとなりました。これに伴い、昨年12月付で参加館情報に記載する新レンディング・ポリシーが公開されておりますので、該当する参加館は参照の上、順次修正をお願いいたします。

【国公私】GIFプロジェクトの終了について(通知)
【国公私】GIFプロジェクト終了詳細日程について(通知)
https://julib.jp/blog/archives/1473

現レンディング・ポリシーの有効期限及び新レンディング・ポリシーの適用時期
http://www.nii.ac.jp/CAT-ILL/gif/ending-gif-qa.html#q6

レンディング・ポリシー記述方法(新版)
http://www.nii.ac.jp/CAT-ILL/gif/materials/us/GIFguide_s5_new.pdf

 CiNii Booksでは、4月以降に順次以下のとおり絞込み条件を変更いたします。

日韓ILL参加館絞込みへの対応

 WEBPOLICY:ILL-Accept-method:Korea: KERIS=NIIILL linkage (COPY only)
の記載があること。

日米ILL参加館絞込みへの対応

 WEBPOLICY:ILL-Accept-method:OCLC:WSILL:SYMBOL(自館のOCLC シンボル)
または
 WEBPOLICY:ILL-Accept-method:International:XX(自館の対応方法)
の記載があること。

(NACSIS-CAT/ILL担当)

ILL文献複写等料金相殺サービス処理報告
(平成29年度第2四半期~第3四半期)

ILL文献複写等料金相殺サービスの処理状況は、以下のとおりです。

平成29年度第2四半期(平成29年7月~9月)
  対債務機関 対債権機関
機関数 544 387*
NIIの請求額/支払額 15,507,152 ▲ 15,422,105*
内訳 相殺金額 15,489,031 ▲ 15,489,031
運営費(税込) 19,440 9,720
前期債権繰越額 ▲ 1,319 ▲ 4,030
振込手数料 0 61,236

* 対債権機関の機関数、NIIの支払額には次期繰越分(29機関、14,390円)が含まれています。

平成29年度第3四半期(平成29年10月~12月)
  対債務機関 対債権機関
機関数 536 397*
NIIの請求額/支払額 15,861,145 ▲ 15,803,391*
内訳 相殺金額 15,865,542 ▲ 15,865,542
運営費(税込) 3,240 3,240
前期債権繰越額 ▲ 7,637 ▲ 6,753
振込手数料 0 65,664

* 対債権機関の機関数、NIIの支払額には次期繰越分(18機関、7,890円)が含まれています。

(NACSIS-ILL担当)

平成29年度目録システム書誌作成研修 実施報告

 平成29年11月16日(木)~11月17日(金)に、国立情報学研究所において目録システム書誌作成研修を開催しました。
 本研修は、目録業務担当者が多様な書誌事例について理解を深め、総合目録データベースの円滑な運用に必要な知識・技能を身につけることを目的として、平成27年度より開催しています。
 今回も定員を超えるご応募をいただき、選考の結果、20名が受講することとなりました。

 研修課題は、「NACSIS-CAT/ILL Q & A DB」にお問い合わせいただいた質問等を踏まえた、実践的な内容としました。研修では、受講者各自が作成した解答案をもとにグループでディスカッションを行い、グループごとの解答を発表するという流れで進みました。

 カリキュラム等は、教育研修事業ウェブサイトでも公開しています。なお、研修課題等は、一部について今後の研修でも使用する予定ですので、公開しておりません。

URL:http://www.nii.ac.jp/hrd/ja/cat/biblio_index.html
開催日程
開催会場 開催日
国立情報学研究所 29.11.16(木)~11.17(金)
講義内容
11/16 開講式、研修主旨説明
グループ編成、討議、使用可能なツール等の説明
各課題のポイント(出題意図)説明等
グループ演習/発表準備
グループ発表/全体討議
11/17 補講『「日本目録規則(NCR)2018年版」(仮称)について』
グループ演習/発表準備
グループ発表/全体討議
閉講式
平成30年度のご案内(予定)

 平成30年度も、29年度と同様に開催する予定です。詳細は教育研修ウェブサイト内にてお知らせいたします。

(教育研修事業担当)

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