NACSIS-CAT/ILLニュースレター

No.47 2019.3.29

Table of Contents

1. これからの学術情報システム構築検討委員会の活動について

2. 2020年以降の目録所在情報システム(CAT2020)について

3. ERDB-JPサイトデザインリニューアルおよび機能追加について

4. 改元に伴う参加館情報管理システムおよび研修申込システムの停止について

5. NACSIS-CAT/ILL運用ガイドライン確認のお願い

6. 2017年度業務分析データの公開

(NACSIS-CAT)

7. USMARCのプレフィクスの種類の追加について(報告)

8. NIIでの目録品質管理(15)

(NACSIS-ILL)

9. ILL運営費の消費税対応について

10. ILL文献複写等料金相殺サービス処理報告(2017年度第4四半期~2018年度第3四半期)

(教育研修事業)

11. 2018年度目録システム書誌作成研修 実施報告

 

Contents

これからの学術情報システム構築検討委員会の活動について

 これからの学術情報システム構築検討委員会では、2015年5月29日に「これからの学術情報システムの在り方について」(2015年5月29日、以下「在り方」)をまとめ、電子情報資源のデータ管理・共有のワークフローの検討及びNACSIS-CAT/ILLの再構築(軽量化・合理化)に取り組んできました。これまでの検討を踏まえ、2017年度からは、電子情報資源・印刷体を区別することなく扱える統合的発見環境の整備を最重要課題として、「在り方」の改訂に関する検討を開始しました。2018年度はこれに加えて、作業部会の再編を含めた2019年度以降の検討体制についても議論を行い、その結果として「これからの学術情報システムの在り方について(2019)」(2019年3月公開予定)を確定しました。
 電子リソースデータ共有作業部会では、2018年3月28日の「電子リソース管理システムの利用可能性の検証について(2017年度最終報告)」の公開に続き、2018年度も、図書館サービスプラットフォーム(LSP)を用いた電子リソースのワークフローと、現行のワークフローとの比較検証を行い、LSPに不足している機能の洗い出しを行いました。また、新しい重要課題として、電子ブックに関して、メタデータの効率的な共有と流通を推進するために、書誌フォーマットやデータ交換形式について検討を行いました。
 NACSIS-CAT検討作業部会では、NACSIS-CAT/ILLの軽量化・合理化の検討の集大成として2018年10月19日に「NACSIS-CAT/ILLの軽量化・合理化について(最終まとめ)」を公開しました。

URL:https://www.nii.ac.jp/content/korekara/archive/

終了イベント(資料公開あり)

URL:https://www.nii.ac.jp/event/other/libraryfair/

(NACSIS-CAT/ILL担当)

2020年以降の目録所在情報システム(CAT2020)について

 これからの学術情報システム構築検討委員会が2018年10月19日に公開した「NACSIS-CAT/ILLの軽量化・合理化について(最終まとめ)」を受けて、国立情報学研究所では、NACSIS-CAT/ILLシステムの改修を行っており、2020年度の第1四半期にCAT2020の運用を開始する予定です。
 これに先立ち、図書館システムベンダー向けの技術資料として、2019年3月14日に「CAT2020クライアントのためのガイドライン」の公開を予定しました。この技術資料は、図書館システムがCAT2020の新機能であるPREBOOK・RELATIONを扱うために必要な仕様をまとめたもので、1月末に、NACSIS-CAT/ILLクライアントを提供する全ての図書館システムベンダーを対象として情報交換会を開催し、本資料のドラフトを提示しました。図書館システムのCAT2020の新機能への対応は、各ベンダーによって異なりますが、各機関の対応が最小限となるよう依頼をしているところです。各ベンダーには、対応内容について整理がされ次第、各機関に共有いただくこととしています。
 なお、各機関の図書館システムがCAT2020の新機能に対応しなかった場合でも、これまでNACSIS-CAT/ILLを利用して実施してきた業務は問題なく行うことができます。
 CAT2020の正式運用に先立ち、2019年5月頃に現行の教育用サーバと同等程度の環境で、CAT2020のテスト環境を提供する予定です。具体的な接続先URL等は、準備が整い次第別途NIIより通知いたします。

  1. WebUIPから
  2.    テスト運用開始までにCAT2020に対応したWebUIP※をNIIが用意いたします。
       ※WebUIPとは、ウェブブラウザからCAT2020にアクセスし、目録・ILL等の作業ができるシステムです。
  3. 図書館システムから
  4.    図書館システムベンダー向け接続テストの後に、図書館システムを通じた操作テストを
       計画しています。ただし、テストの実施の可否や時期、実施方法については、図書館シ
       ステムベンダーによって異なりますので、ベンダーからのご案内をお待ち下さい。
 さらに、CAT2020に対応した目録業務が円滑に行われるよう、「目録情報の基準」および「コーディングマニュアル」改訂版と「セルフラーニング教材」補講を作成し、2019年第2四半期を目処に公開を予定しています。また、NACSIS-CAT/ILL Q&A DB(DB検索)も引き続き運用を継続いたしますので、CAT2020での目録業務等に関するご質問についてもこちらにお寄せください。
 CAT2020についての最新の情報は以下に掲載しておりますので、ご参照ください。

URL:https://www.nii.ac.jp/CAT-ILL/about/infocat/cat2020/

(NACSIS-CAT/ILL担当)

ERDB-JPサイトデザインリニューアルおよび新機能追加について

 ERDB-JP(国内刊行電子リソースのナレッジベース※)について、以下の通り、サイトデザインリニューアルし、新機能を追加いたしました。なお、コンテンツの登録や検索/エクスポートの機能は、これまでどおりご利用いただけます。
※ナレッジベースとは、電子ブック・電子ジャーナル等の電子リソースについて、タイトル単位のアクセス情報を管理するデータベースです。

サイトデザインリニューアル

新機能
URL:https://erdb-jp.nii.ac.jp/


 ERDB-JPのデータ作成機関=パートナーを募集しています。パートナー登録手順をご参照の上、ぜひ参加をご検討ください。

URL:https://erdb-jp.nii.ac.jp/content/partner_registration

(NACSIS-CAT/ILL担当)

改元に伴う参加館情報管理システムおよび研修申込システムの停止について

 2019年5月1日の改元に伴い、参加館情報管理システムおよび研修申込システムを停止いたします。システム再開以降の書類は、新元号で発行いたします。

   停止期間:2019年5月1日(水)00:00から5月7日(火)12:00まで

(NACSIS-CAT/ILL担当)

NACSIS-CAT/ILL運用ガイドライン確認のお願い

 「NACSIS-CAT/ILL運用ガイドライン」(2015年2月改訂)について、中でも特にご注意いただきたい2点を、以下に記載いたします。
 また、共同構築・相互利用の趣旨を十分理解していただき、ガイドラインに則ったNACSIS-CAT/ILLの利用のため、内容本文についても今一度ご確認いただきますようお願いいたします。

URL:https://www.nii.ac.jp/CAT-ILL/about/infocat/guideline/


(1)利用番号・パスワードの厳重管理について

 NACSIS-CAT/ILLの利用番号(A+5桁の数字)・パスワードは、NACSIS-CAT/ILLや、参加館情報管理システムにサインインするために必須の情報であり、参加館の管理の下、厳重に保管するものです。
 利用番号・パスワードと管理者の運用が適切とは思われない、以下のような事例がありました。

 ご利用の利用番号・パスワードと適切な管理者について、改めてご確認をお願いします。
利用番号・パスワードに関する詳細につきましては、以下URLをご覧ください。

URL:https://www.nii.ac.jp/CAT-ILL/about/join/shinsei.html
URL:https://www.nii.ac.jp/CAT-ILL/about/join/shinseitejyun06.html


(2)NACSIS-CAT/ILL両システムの利用について

 目録所在情報サービスは、原則としてNACSIS-CATおよびNACSIS-ILLの両システムを利用することとしています。
 NACSIS-ILLを利用しない場合は、下記のような対応も認められますが、やむを得ない場合を除き、NACSIS-CATのみを利用するということなく、両方のシステムを利用するようにしてください。

 また、NACSIS-ILLのサービス・ステータスを「N」(受付しない)に切り替える場合は、レンディング・ポリシーに理由と期間を明記してください。これは他の参加館に対して、受付できない事由を周知し、ILL業務を円滑に運用するために必要なことですので、その趣旨を踏まえた運用をお願いします。

URL:https://www.nii.ac.jp/CAT-ILL/about/join/membership.html

(NACSIS-CAT/ILL担当)

2017年度業務分析データの公開

 2018年8月8日付で2017年度分の業務分析データを公開いたしました。

URL:https://catill-q.nii.ac.jp/


 データの詳しい見方は以下のURLをご参照ください。

URL:https://www.nii.ac.jp/CAT-ILL/about/infocat/bunseki2015.html

(NACSIS-CAT/ILL担当)

USMARCのプレフィクスの種類の追加について(報告)

 2018年11月に、参照ファイルUSMARCのプレフィクス(書誌IDの先頭2文字)の種類の追加を行いました。新設したプレフィックスは「GF」です。これによってUSMARCの書誌レコードIDは、「GA」「GB」で始まるものと「GF」で始まるものの3種類となります。

(NACSIS-CAT/ILL担当)

NIIでの目録品質管理(15)

 目録品質管理の実際を紹介する第15回は、NACSIS-CATでの雑誌関係の事項についてご紹介します。

ISSNの情報源

 『目録システムコーディングマニュアル』によると、ISSNフィールドのデータ要素の情報源は「どこからでもよい」となっています(6.1.15 D)。情報源については、表紙、タイトルページ、目録対象資料全体というようにデータ要素ごとに決まりがありますが、「どこからでもよい」とかえってどこから情報を得て記述したらよいか迷う場合があります。例えば、表紙に表示されたISSNが正しいかどうか疑わしいケースなどです。今回は、それを確認するための便利なサイトをご紹介します。
 ISSN Portal が2018年1月から一般公開されました。ISSN国際センターで提供しているISSN公式登録データベースに登録された情報が検索できます。また、ISSNに対応したキータイトルも確認することが可能です。国際標準逐次刊行物番号ですので、ポータルを活用し正しい番号を記入するようこころがけましょう。ISSNからも、タイトルからも検索が可能です。なお、表示されているISSNが誤植や、当該書誌レコードのISSNでない場合は、XISSNフィールド(無効/取消ISSN)に記述します。

ISSN Portal URL:https://portal.issn.org/

(NACSIS-CAT担当)

ILL運営費の消費税対応について

 平成31年度のILL料金相殺サービス年間運営費は、消費税8%が適用され、6,480円(税込)となります。2019年10月以降に参加する場合は、消費税10%が適用されます。
 ただし、運営費の変更がこの日程にならない場合は、改めて通知いたします。

利用の開始月 運営費 内消費税額
4月から6月まで 6,480円 480円
7月から9月まで 4,860円 360円
10月から12月まで 3,300円 300円
翌年1月から3月まで 1,650円 150円

URL:https://www.nii.ac.jp/CAT-ILL/2019/01/31.html

(NACSIS-CAT/ILL担当)

ILL文献複写等料金相殺サービス処理報告
(2017年度第4四半期~2018年度第3四半期)

ILL文献複写等料金相殺サービスの処理状況は、以下のとおりです。

2017年度第4四半期(2018年1月~3月)
  対債務機関 対債権機関
機関数 527 407*
NIIの請求額/支払額 12,484,525 ▲ 12,423,160*
内訳 相殺金額 12,487,223 ▲ 12,487,223
運営費(税込) 1,620 0
前期債権繰越額 ▲ 4,318 ▲ 3,572
振込手数料 0 67,635

* 対債権機関の機関数、NIIの支払額には次期繰越分(4機関、301円)が含まれています。

2018年度第1四半期(2018年4月~6月)
  対債務機関 対債権機関
機関数 543 398*
NIIの請求額/支払額 19,360,569 ▲ 13,222,798*
内訳 相殺金額 15,848,690 ▲ 15,848,690
運営費(税込) 3,512,160 2,579,040
前期債権繰越額 ▲ 281 ▲ 20
振込手数料 0 46,872

* 対債権機関の機関数、NIIの支払額には次期繰越分(10機関、5,737円)が含まれています。

2018年度第2四半期(2018年7月~9月)
  対債務機関 対債権機関
機関数 538 407*
NIIの請求額/支払額 14,520,586 ▲ 14,436,791*
内訳 相殺金額 14,513,123 ▲ 14,513,123
運営費(税込) 9,720 14,580
前期債権繰越額 ▲ 2,257 ▲ 3,480
振込手数料 0 65,232

* 対債権機関の機関数、NIIの支払額には次期繰越分(23機関、10,090円)が含まれています。

2018年度第3四半期(2018年10月~12月)
  対債務機関 対債権機関
機関数 545 405*
NIIの請求額/支払額 15,041,612 ▲ 14,970,054*
内訳 相殺金額 15,031,500 ▲ 15,031,500
運営費(税込) 16,200 0
前期債権繰越額 ▲ 6,088 ▲ 4,002
振込手数料 0 65,448

* 対債権機関の機関数、NIIの支払額には次期繰越分(25機関、10,820円)が含まれています。

(NACSIS-CAT/ILL担当)

2018年度目録システム書誌作成研修 実施報告

 2018年11月21日(水)~11月22日(木)に、国立情報学研究所において目録システム書誌作成研修を開催しました。
 本研修は、目録業務担当者が多様な書誌事例について理解を深め、総合目録データベースの円滑な運用に必要な知識・技能を身につけることを目的として、2015年度より開催しています。
 今回も定員を超えるご応募をいただき、選考の結果、19名が受講することとなりました。

 研修課題は、「NACSIS-CAT/ILL Q&A DB」にお問い合わせいただいた質問等を踏まえた、実践的な内容としました。研修では、受講者各自が作成した解答案をもとにグループでディスカッションを行い、グループごとの解答を発表するという流れで進みました。

 カリキュラム等は、教育研修事業ウェブサイトでも公開しています。なお、研修課題等は、一部について今後の研修でも使用する予定ですので、公開しておりません。

URL:https://www.nii.ac.jp/hrd/ja/cat/biblio_index.html
開催日程
開催会場 開催日
国立情報学研究所 11月21日(水)~11月22日(木)
講義内容
11月21日 開講式、研修主旨説明
グループ編成、討議、使用可能なツール等の説明
各課題のポイント(出題意図)説明等
グループ演習/発表準備
グループ発表/全体討議
11月22日 「2020年以降の目録所在システム(CAT2020)について」
グループ演習/発表準備
グループ発表/全体討議
閉講式
2019年度のご案内(予定)

 2018度と同様に開催する予定です。詳細は教育研修ウェブサイト内にてお知らせいたします。

(教育研修事業担当)

ページのトップへ戻る