NACSIS-CAT/ILLニュースレター5号 (2001.12.20)

韓国・朝鮮語資料の取扱いの検討状況


1.経緯
  韓国・朝鮮語資料の取扱いに関しては,平成12年度から,韓国・朝鮮語資料の取扱いに関する小委員会(以下,「小委員会」という)で検討を開始しました。小委員会での原案作成後,平成13年度第1回総合目録委員会での承認を受けて,平成13年6月14日に目録所在情報サービス参加館へ「韓国・朝鮮語資料の取扱い(案)」(以下,「取扱い(案)」という)を公開しました。取扱い(案)については,目録所在情報サービスホームページ,本誌4号でも公開しています。
  この取扱い(案)に対して,36機関から108件の意見及び要望が寄せられました。現在,これらの意見・要望等を踏まえ,小委員会にて最終案を検討中です。以下,検討状況,今後のスケジュール,寄せられた意見・要望に関する小委員会での審議内容を報告します。

2.検討状況
  ハングルを入力する,分かち書きをするという点で対応が難しく,結果として入力及び検索に支障をきたすのではないかという意見が多くありました。
  小委員会では,以下について考慮した上で,当初の方針は変更しない方向で検討しています。
   WebUIP,Webcatによりハングル入力・検索の環境を提供する。
   ハングル入力を補助する資料・ツール類を公開することで入力・検索時の負担を減らす。
   結論にいたるまでの検討内容を解説する資料を公開する。
   わかりにくい表現を修正する。

3.今後のスケジュール
(1) 取扱いに関する解説資料を準備し,平成14年1月中に,取扱い本体と併せて公開します。
(2) 平成14年3月までに以下の作業を行い,平成14年度から多言語対応目録システムでの韓国・朝鮮語資料目録の取扱いを開始する予定です。
   @ 関連するコーディングマニュアル改訂
   A NACSIS-CAT上のシステム改造
(3) 並行して平成14年度に,KORMARCを参照MARCに導入する予定です。

4.意見・要望と審議内容
  取扱い(案)に寄せられた主な意見・要望と,それらについて小委員会で審議した内容を報告します。
(1) ハングルヨミを必須とすることについて
(意見・要望)
   暫定入力による既存データ(翻字形,日本語翻訳形)の,検索漏れの恐れは?
     ハングルの入出力に対応していないクライアントでの検索方法は?
     取扱い(案)が想定する韓国・朝鮮語の知識レベル等,入力担当者の負担が大きい。


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