NACSIS-CAT/ILLニュースレター5号 (2001.12.20)


電子ジャーナルに関するコーディングマニュアルの改訂


今後の利用増加が予想される電子ジャーナルについて,ILLで複写依頼が可能かどうか,判断情報が必要との要望が出ています。これに対応するため,電子ジャーナルの所蔵記述に関してコーディングマニュアルを改訂します。また,書誌レコードにおいて冊子体と電子ジャーナルの区分を明確にするため,資料種別コードを改訂します。

1.ILL可否情報の記述
ILLで複写依頼が能な電子ジャーナルについて,所蔵レコード中のCPYNTフィールドに,定型語句「ILL可」と記述します。これによりILL担当者は,依頼作業時に利用可能な電子ジャーナルを特定できるようになります。
今後,電子ジャーナルの所蔵レコードに関しては,本改訂に従って作成するようにして下さい。
現行 改訂
第17章 雑誌所蔵レコード
17.0.1 電子ジャーナルの所蔵記述
 
B3(コピーノートCPYNT)
  参加組織独自の利用条件等に関する事項は,ここに記録する。
  複数URLが存在し,利用者に明示する必要があれば,ここにURLを記録する。
 
同左
 
 
B3(コピーノートCPYNT)
B3.1(ILLでの利用)
  当該電子ジャーナルについて,ILLサービスにおいて利用できる場合,フィールド冒頭に「ILL可」と記述する。
  CPYNT:ILL可
B3.2
  その他,参加組織独自の利用条件等に関する事項は,ここに記録する。
  複数URLが存在し,利用者に明示する必要があれば,ここにURLを記録する。

2.資料種別コードの改訂
  現状のコーディングマニュアルでは,電子ジャーナルを含めた機械可読データファイルについて,一般資料種別コード「w」のみを定めており,その特定資料種別を定義していません。多用な媒体(光ディスク形態の資料,電子ジャーナル等)についてデータベース上で区別する必要が生じており,これに対応することとしました。

  一般資料種別コード「w」に関する特定資料種別コードには,MARC21で定義されているcomputerfileにおける特定資料種別のコードを準用します。
  なお,インターネット上で提供されており,URLなどのネットワークアクセスのための識別子を持つ電子ジャーナルに関しては,特定資料種別コード「r」(リモートファイル)を適用します。



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