NACSIS-CAT/ILLニュースレター5号 (2001.12.20)

ネットワーク上の情報資源の取扱いの検討状況


1. 経緯
     インターネット上に学術情報資源が増加する状況で,それら情報資源を効率的に検索・収集するために,ネットワーク上の情報資源に関するメタデータの組織化が急務となっています。
   既にいくつかの大学図書館においては,メタデータの作成に着手しているところもあります。個々の大学図書館では膨大なメタデータの作成・整備には限度があるため,図書館組織の共同作成方式によるデータベース構築が望まれています。
   このため,メタデータのデータベース構築について,平成13年度第1回国立情報学研究所総合目録委員会(平成13年5月17日開催)で審議した結果,専門的な会議による検討を行うこととなりました。
   これを受け,共同作成すべきメタデータデータベースに関する(1)対象範囲・作成単位,(2)作成・提供方法,(3)データ内容等の在り方についての基本方針を策定するため,関係者・有識者による検討会議を,平成13年7月と11月に開催しました。  

2. ネットワーク上の情報資源の取扱い(案)
   ネットワーク上の情報資源の取扱いに関する検討会議では,OCLCのCORC等,先行するメタデータ関連サービスの諸事例について検討するとともに,本研究所として考えられる取扱いについて審議し,「ネットワーク上の情報資源の取扱い(案)」としてまとめました。
   別紙に示す「取扱い(案)」は,次のような特徴をもったものです。
     (1)   大学図書館等による共同分担作成方式をとる
   (2)   各機関内で発信している情報資源のメタデータを収集する。
   (3)   機関外のものであっても,分野毎のメタデータ作成等を可能とする。
   (4)   作成したメタデータの共同利用,再利用を可能とする。
   (5)   メタデータデータベース作成のためのシステムは,目録システムとは別に,新たに構築する。

3. 今後の予定
   平成13年12月から,メタデータデータベース作成システムを実現するために,実務協力者によるワーキンググループを組織し,システム設計,運用方法,データ要素・内容等についての検討を行います。
   また,ワーキンググループの検討と並行して,作成システムのプロトタイプを開発し,平成14年度から試行運用を開始する予定です。
   御意見,御要望がありましたら,下記担当まで御連絡ください。

4. 本件に関する担当
     開発・事業部コンテンツ課コンテンツ形成管理係
         E-mail:tosho@nii.ac.jp

(コンテンツ形成管理係)
 

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