NACSIS-CAT/ILLニュースレター5号 (2001.12.20)


ネットワーク上の情報資源の取扱い(案)

1. 趣旨
(1) 個々の機関での収集・整備には限度がある,ネットワーク上の情報資源に関するメタデータデータベースの構築を,相互補完的・効率的に行うことを目的とする。
 
(2) サーチエンジンで検索される雑多な情報資源とは異なり,一定の評価基準を満たす,学術研究及び教育上,有用な情報資源への効果的かつ確実なアクセスを保証する。
 
(3) サーチエンジン等で自動収集されない情報資源も含めて網羅的に収集し,各機関の情報発信を支援する。
 
(4) 情報資源に関するメタデータデータベースを,継続的に構築することを可能とする。
(5) 作成したメタデータについては,各参加機関の図書館システム及びホームページ等での再利用を可能とする。
 


2. 作成方式
(1) 共同分担作成方式をとる。
(2) 共同分担作成への参加は任意であり,大学等の高等教育機関,研究機関,博物館・美術館,行政機関,学協会等の機関が参加できる。
 
(3) 各機関内のメタデータの作成者としては,主に図書館及び情報センター等の組織を想定する。
(4) 作成したメタデータの内容変更のチェックは,自動検索ロボット等の機械的な手法を活用して効率的に行う。最終的な確認とデータ修正は,メタデータ作成元が責任をもって行う。
(5) 将来的には,情報資源の作成者によるページソースへのメタデータ付与を視野に入れる。
   

3. 対象とする情報資源
(1) 各機関内で発信する情報資源に関するメタデータは,各機関が作成する(下図SetA)。
(2) 学術研究及び教育に有用な情報資源を対象とする。
(3) 情報内容の信頼性,安定性,継続性等の評価基準に基づき,選択する。
(4) 情報資源で使用する主題,言語は問わない。
(5) Webブラウザでフリーアクセス可能な,例えば次のような種類の情報資源を取扱う。
    ・電子ジャーナル,論文,プレプリント,解説書,用語解説,シラバス,
 貴重書データ(画像,テキスト),統計,音楽資料,音声データ,
データ集,データベース,OPAC,目録
 
 
(6) 機関外の情報資源についても,任意のグループで共同分担し,分野毎のメタデータ作成等を行うことも可能とする(下図SetB)。
 



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