NACSIS-CAT/ILLニュースレター6号 (2002.3.29)



NACSIS-CAT Z39.50クライアント機能の開発

1. 概要
  本研究所では,海外の書誌ユーティリティ等からの利用を想定して,Z39.50ゲートウェイサーバ機能を開発・公開しています(本誌4号,6号)。このZ39.50クライアント機能とは,サーバ機能とは逆に,海外書誌ユーティリティ等の外部Z39.50サーバをNACSIS-CAT/ILL側から利用するための機能となります。この機能が実現すると,NACSIS-CATの中から,例えばRLGの書誌データベースを検索し,参照利用できるようになります。また,NACSIS-ILLの中からOCLCの書誌データベースを検索し,ILL依頼レコードを作成することができるようになります。




2. 仕様
  利用できる外部Z39.50サーバの種類は,あらかじめNACSIS-CAT/ILLシステムに登録しておく必要があります。現在,米国のOCLCとRLGのZ39.50サーバを登録し,参照ファイルとして指定できるよう開発を進めています。新たに下記の参照ファイル名を設定し,これらのファイル名を指定した場合,外部Z39.50サーバを検索しに行く仕組みとなっています。
  よって,これらのZ39.50サーバをCATPクライアントで利用するためには,各クライアント側でも下記の参照ファイル名を指定できるようにしなければなりません。各図書館の必要性に応じ,クライアント側の参照ファイル指定が可能となるよう対応をお願いします。

対象サーバ 参照ファイル名 対象サーバ(内容)
RLG RLGBKS BKS(図書)
RLGSER SER(雑誌)
RLGAMC AMC(文書・手稿)
RLGMAP MAP(地図)
RLGMDF MDF(電子ファイル)
RLGREC REC(音楽)
RLGSCO SCO(楽譜)
RLG 全データベース
OCLC OCLCWC WorldCat(総合目録)
OCLCUL UnionLists(雑誌目録)
OCLC 全データベース

  なお,平成14年度前半でのこの機能の実装を目指し,システム開発を行っていますが,利用開始時期については,各書誌ユーティリティとの今後の契約交渉次第となりますので,今のところ未定です。実施時期が決まりましたら,ホームページ等で広報します。

(コンテンツ形成管理係)


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