NACSIS-CAT/ILLニュースレター7号 (2002.7.1)


OCLCとのILLシステム間リンクの運用開始


  平成14年4月15日から,OCLC Online Computer Library Center, Inc. とのILLシステム間リンクの運用を開始しました。これによって,日米間のドキュメント・デリバリー・サービスが本格的に運用されます。これは,日米大学図書館間の協議,および国立情報学研究所とOCLCとの協議の結果,実現したものです。
  このシステム間リンクに参加する図書館は,米国の図書館に対しても国内と同様の文献複写の依頼・受付業務が可能となります。平成14年6月現在で,日本国内から54館,米国側から21館が参加しています。米国側の参加館は,随時増加しています。
  このILLシステム間リンクは,ISO(国際標準化機構)の国際規格となっているILLプロトコルを使用しているもので,このプロトコルを用いた業務レベルでの書誌ユーティリティ間の接続は,世界で初めてです。 ILLシステム間リンクに関する最新の情報は,次のホームページを御参照ください。

・ILLシステム間リンク全般
       URL:http://www.nii.ac.jp/CAT-ILL/INFO/ILL/ISO/
・米国側参加館に関する情報
      URL:http://www.nii.ac.jp/CAT-ILL/INFO/ILL/ISO/OCLC-member-policy.html
・日本側参加館に関する情報
      URL:http://wwwsoc.nii.ac.jp/anul/ISOlink/top.html

  なお,本ILLシステム間リンクの参加館の追加募集は,別途御案内します。

(計量情報係)



電子ジャーナルの文献複写依頼における注意点



  本誌5号「電子ジャーナルに関するコーディングマニュアルの改訂」,6号「電子ジャーナルの総合目録データベース所蔵登録に関する調査」でお知らせしていますように,国立情報学研究所では,電子ジャーナルを総合目録データベースに登録する環境を整備しています。また,上記の調査の結果に基づいて,平成14年6月に電子ジャーナルの一括登録を行いました。
  この結果,NACSIS-ILLの書誌・所蔵検索でも電子ジャーナルの書誌・所蔵レコードがヒットする可能性があります。現在考えられる電子ジャーナルの文献複写依頼における注意点を以下にまとめましたので,ILL業務の参考としてください。

ある雑誌について,電子ジャーナルと冊子体の書誌があった場合は,特に必要のない限り,冊子体を所蔵している図書館へ依頼するようにしてください。また,電子ジャーナルの文献複写を依頼する場合は,所蔵館が電子ジャーナルの文献複写の受付を行っていることを必ず確認してから依頼してください。




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